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今週のxRトレンドウォッチ! (2020.10.28)

xRに関連するハードウェアやソフトウェア、サービスまで、ほぼ週でアップフロンティアが気になった記事を紹介していく連載です!

Huawei、6DoF対応の新型VRグラスを発表

Huaweiから、新VRグラス「Huawei VR Glass 6DoF Game Set」が発表されました👀 6DoF対応、インサイドアウト方式のトラッキングを採用しているとのこと。

スケジュールとしては、2020年末に開発者が利用できるようになり、2021年4月に一般に公開される予定とのことです。(間もなく!)

販売価格は残念ながら現時点では明らかになっておらず、2019年に発表された前モデルの価格が約424ドル(約44,000円)だったため、Gizmochinaでは今回実装される機能を考えるとより高価格になるとの予想がされています👀


SONY、“鑑賞画質”の「空間再現ディスプレイ」を発表

SONYから、空間再現ディスプレイ「Spatial Reality Display(型番:ELF-SR1)」を10月31日(土)に発売するとの発表がありました👀
視聴者の顔を捉え、3DCGをリアルタイムにレンダリングし、視点位置に合わせた高精細な裸眼立体視を実現する機能を搭載しているとのこと。(今年1月のCESで発表されていた技術を利用しているようです。)

価格はオープンプライスで、店頭想定価格は50万円前後とのこと。

価格的にBtoBでの利用となりそうですが、車のモデリングや建築業界でxR技術が展開されている流れを見るとこういったデバイスでのプレゼンは有用かもしれません👀


ポケモンGO、人海戦術で世界の3Dデータ化開始

ポケモンGOがスマホで周囲の環境をスキャンする「ARマッピング」で アイテム報酬が貰える仕組みを導入しました。

プレーヤーがゲーム内のタスクとしてこのARマッピングを繰り返すことで、世界各国の店舗やランドマーク等が詳細な3Dマップとしてサーバに蓄積されていき、いずれはさらにリアルな、現実に溶け込んだようなポケモンの表現や新たなARアプリの実現を目標としているようです。

ARマッピングで現実の環境の詳細なデータが集まり、ナイアンティックがAR技術のスタートアップ買収を通じて蓄積してきた「現実の意味付け・理解」技術が噛み合えば、夢のようなイメージ動画にあった植え込みから飛び出すピカチュウや道をふさぐカビゴン、公園の噴水で水しぶきを上げるカメックスといった表現も、導入されるのかもしれません。


積木製作、安全体験VRトレーニングのサブスクをスタート

VR技術を使った安全教育システム作成や、建築系ビジュアライゼーションを行っている株式会社積木製作が提供しており、元々「買い切り型」「レンタル型」の2種が用意されていたようなのですが、新しく「サブスク型」が登場しました。

初期導入コストの削減や、新人研修の時期に合わせた集中的な安全講習など、用途に合わせてレンタルしやすい部分がメリットのようです。

これからはxR系のサブスク利用も波が来るのかもしれません👀


1on1イベント専用アプリ「SHOWROOM Meet」にバーチャル機能追加、1on1イベント開催も

オンラインでの1on1イベント専用アプリ「SHOWROOM Meet」にバーチャル機能が追加されました。
SHOWROOM Meet はコロナ禍で生まれたサービスで、これまでリアルで実施されてきた「握手会」や「ハイタッチ会」、「サイン会」といった空間を、オンライン上で再構築しています。今までは生身同士の対話でしたが、今回のアップデートでアバターなどを使っての動画配信が可能となりました。

まずは、SHOWROOMが企画・運営をする「AVATAR2.0 Project」、および「SHOWROOMバーチャルギルド」に所属する、VTuberを中心に開放していく予定のようです。


秋葉原の老舗メイドカフェ「あっとほぉーむカフェ」がバーチャルでご帰宅可能に

秋葉原の老舗メイドカフェ「あっとほぉーむカフェ」がバーチャル空間でも体験できる「バーチャルあっとほぉーむカフェ」をオープンすると発表されました👀
メイドさんだけでなくユーザー側もアバターを作成でき、顔出しのハードルを下げていることが他とは違った特徴のようです。

コロナ禍における働き方のアップデートも意識されており、隙間時間を使ったダブルワークなどにもおすすめとのこと。
サービスはWebアプリとなっており、10月30日(金)からβ版が公開されるとのことで要チェックです!

今年の秋は 1on1 でのバーチャルコミュニケーションサービスが豊作ですね👀


気になった Twitter 投稿

Oculus Quest 2 で3Dモデリング
Adobeから無料で配布されている「Medium by Adobe」を使った3Dモデリングの投稿です👀 今までは利用・習熟までに時間がかかりそうなアプリが多かったのですが、これはかなり使いやすそうな気配です。


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