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【メディア】脅かされる信教の自由―安倍元首相暗殺2年の日本―(22)

信者への差別・人権侵害 声を上げ出した信者たち

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)への解散命令請求が昨年10月に出され、教団信者の多くは、教団側の対応を見守ってきたが、信者たちの一部は独自に街頭に立ち、自身の意見を社会に訴え始めた。

20歳の時に新宿で声を掛けられ教団に入信した足立区在住の30代男性信者、三関和也さん(仮名)は、昨年10月から千葉県のJR松戸駅で街頭演説を始めた。もともと「信仰を持つ人の発信が少ない。誰かこのひどい報道を跳ね返してくれないのか」という思いを安倍元首相銃撃事件以降から抱いていた。

「教会職員の中にも過去の批判報道で傷ついている人がいる。教会職員だけが信者というわけではないのだから、自分がやりたいと思っているなら、迷わず声を上げようと思った」と話す。

当然、街頭に立てば自分も批判されたり、私生活に悪影響が出たりするかもしれない、危害を加えられるのではという不安もあった。だが、始めてみると、一緒に参加する信者も増え、配布するビラのイラストを描いてくれる人も出てきた。最近は信仰を通じ、自身が成長できたことも話している。

https://www.worldtimes.co.jp/japan/20240819-184134/
(『世界日報』2024年8月19日付より)
※同紙の許可を得て転載

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