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【第2回希望前進カンファレンス】スピーチ映像⑤ マイケル・ピルズベリー氏(ハドソン研究所中国戦略センター所長)

「100年マラソン戦略」と宗教の「中国化」

世界中でベストセラーになった拙著『China2049』の中で、私は中国内部の文書を通じ、米国に代り、グローバル超大国になるという彼らの計画(100年マラソン)を明らかにした。中国は現在、キリスト教を「中国式」キリスト教に転換する5カ年計画を持っている。国内での共産党を維持するために、習近平国家主席はますます宗教的迫害に転じるようになっている。このことは、私たち全員が憂慮すべきことだ。

中国では現在、キリスト教徒が1億人近くまで激増しているとの見方もある。中国共産党は外国の勢力がこの成長を助け、いずれ中国共産党を内部から転覆させるために利用されることを恐れている。

一方、米国政府はすべての政治的・宗教的囚人の釈放を中国に求め続けている。中国における宗教迫害の加害者の責任を追及するために、制裁手段を強化する必要がある。

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