思考ツールではなく、読解ツール
昨日は、ひすいこうたろうさんの本「あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。1秒でこの世界が変わる70の答え」の一部分を紹介しました。
今日は、35「道路に1円玉が落ちてる!こんなときの正しいリアクションは?」に興味をもちました。さて、内容を見てみましょう。
以下引用ーーーーーーーーーーーーー
ある大富豪が歩いているときに道路で1円玉を見つけました。その大富豪は1円玉を拾い上げるときに、小声でなにかブツブツ言ったそう。「なんて言ったんですか?」と聞いたら、「まってろ!いま助けてやる!」と言ったというのです。(笑)
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あー、なるほど。大富豪はお金をたくさん持っているけど、1円玉すら大切にするから大富豪になれたのですよ!的な話かなぁ。先が見えていたのですが、ひすいさんはそんな簡単に話を終わらせません。
要約して話すと・・・
①大富豪は「1円玉」を「金運」と解釈している。
②1円玉の背後には、そのお父さんの10円玉が控えている。
③その背後にはおじいちゃんの100円玉が控えている。(あれ?50円玉は?笑)
④そしてその背後には、福沢諭吉先生が控えていらっしゃる。
⑤1円玉を助けてくれたあなたには、親戚一同でお墓参りがあることでしょう。
だそうです。(笑)
この考え方はすごい!!思わず、小学校の国語の教科書にある「大造じいさんとガン」の大造じいさんのように「ううむ。」とうなってしまいました。
となると、私なりにこれを解釈すると・・・・
どんなに小さなものでも大切にすると、大きなリターンがあると。
つまり、「大切にしたものから大切にされる」ということですね。
これから、街で1円玉を見つけたらすぐさま助けてあげましょう。
さて、ひすいさんの本が面白いので、話が長くなってしまいました。
本題は、「思考ツールではなく、読解ツール」でした。
昨日、本屋でこの本を購入しました。
本屋で見たときに「読解ツール?」という風に頭の中が「?」になって手に取ったのがきっかけでした。
中身を読んだら「あら、面白い!」
表紙にあるように様々な読解ツールの紹介や具体例が載っています。
私はよく「一番を考える」と「スケーリングで表す」を国語の授業でやります。
やりたいなぁと思いつつ、やる機会がなかなかなかった「もしも・・・と想像する」や「視点を変える」はやってみようかなと思いました。
あくまで、こういう思考ツールや読解ツールは、目的を達成するための手段であるので、これさえあれば授業が成功するわけではない。ただし、引き出しを増やしておくことは、大切ですね。
今は、夏休みで子どもたちに会えないからこそ自分を高めておこう。
やはり、本は自分を高めてくれる大切なツールですね!
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