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オーダーダンボールと既成ダンボールとの違いについて

オーダーダンボールとは、箱の形状(形式)やサイズ、表面加工や印刷などを自由に施すことができる注文製の外装資材のことです。EC事業を展開する企業はもちろん、近年はフリマアプリなどの普及により、個人においてもオーダーメイドダンボールを利用するケースが増えました。
そこで今回は、オーダーダンボールの基礎知識やメリット・デメリット、注文手順を解説します。

オーダーダンボールとは

オーダーダンボールとは、サイズやデザインなどを自由にカスタマイズしたダンボールの総称です。個人・法人問わず、EC事業などのブランディングに採用する傾向があります。
たとえば、ECサイトやフリマアプリで家電を購入したお客様がいるとします。荷物が届いたとき、最初に目にするのは家電本体ではなく、家電が丁寧に梱包されているダンボールです。そのため、ブランドロゴを入れたり、デザインを凝ったりすることで、ダンボールを使ったプロモーションが可能になるわけです。
これらの理由により、EC事業やフリマアプリにおけるオーダーダンボールの需要は、年々増加傾向にあります。

既製品との違いは?

オーダーダンボールはいわば「特注品」であり、私たちが日常で目にする「既製品ダンボール」とは異なります。既製品ダンボールとは、一般に流通しているダンボールの総称です。その多くは「みかん箱タイプ/A式と呼ばれる形式で、スーパーマーケットやドラッグストアでたびたび目にします。
既製品ダンボールは宅配用に最適化されており、「横(長さ)×縦(幅)×高さ(深さ)」の外寸を「宅配規格」のサイズ区分に合わせているのが特徴です。オーダーダンボールに比べると、デザインやサイズ、形式の自由度は低くなります。

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オーダーダンボールのメリット

■商品に合わせた製作が可能
取り扱う商品に合わせ、さまざまなサイズや形状、厚みのダンボールを制作できます。特に、形状を自由に選べるのは大きなメリットです。
たとえば、商品が長かったり特殊な形をしていたりして、既製品ダンボールに梱包できない場合があります。実寸80サイズ程度の商品を、仕方なく100サイズ以上のダンボールで発送する……といったケースも考えられます。
その点、オーダーダンボールであれば、商品に合わせて特注できます。ジャストサイズのダンボールも制作できるため、余分に配送料を支払わなくて済むのも魅力です。

■大量発注でコストを抑えられる
オーダーダンボールは、大量発注により1枚あたりの単価を抑えられるメリットがあります。比較的事業規模が大きかったり、梱包資材として大量ストックしておいたりする場合、まとめ買いがお得です。

■ブランド価値向上やプロモーション効果が期待できる
先述した通り、ブランディング目的でオーダーダンボールを採用する法人・個人は多くいます。輸送時にパッケージを変更するだけで、ブランド価値上昇やプロモーション効果を期待できるのは、ほかにないメリットです。

オーダーダンボールのデメリット

■最小ロット数がある
通常、オーダーダンボールには、最小ロット数が決められています。理由はシンプルで、ロット数にかかわらず、オーダーダンボールの生産にかかる工数や時間が同じだからです。大量発注でコストを抑えられるのに対し、小ロット発注の場合は、制作費用が割高になります。
最小ロット数はケースバイケースであり、専門業者により異なります。ユーパッケージにおいては、専用ページの自動見積もり機能で確認可能です。ぜひご利用ください。

■注文から到着まで時間がかかる
既製品ダンボールに比べると、注文から商品到着まで時間がかかります。そもそも特注品ですので、制作に工数や手間を要するのは避けられません。直近でオーダーダンボールの購入を検討している方は、早めの注文をおすすめします。


以上ここまでオーダーダンボールについて紹介しましたが、個人・法人問わず、自身のブランド価値向上やプロモーション効果が得たいなら、オーダーダンボールの活用を検討してみましょう。まずはユーパッケージ公式サイトよりサンプルをご請求ください。