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「おとなになるっていうこと」

「おとなになるっていうこと」
作 遠見才希子
絵 和歌山静子
発行所 株式会社童心社
ブックデザイン 佐々木一澄
印刷 小宮山印刷株式会社
製本 株式会社難破製本

男女の身体の違い    あり
大人と子供の身体の違い あり
性別、性自認、表現   あり
ジェンダー       あり
性器の名称や説明    あり
生理、月経       あり
性交          なし
胎児の成長       なし
出産          なし
家族について      なし
プライベートゾーン   なし
セルフプレジャー    あり(解説編)
同意          なし(プライベートなことを話すのは自分で決める表現あり)
防犯          なし
人との距離感      なし
大人への解説      あり(もっと知ろう性とからだ、大人の方へ)

用途          読み聞かせ、子供大人の学習
本の大きさ       B4以下
ページ数        41ページ(絵本編〜35p,解説編36p〜)
1ページあたりの文章量 絵本編500文字以下、解説編1,500文字以下
ふりがな        あり(絵本編は全てひらがな、カタカナ)
イラストや写真の雰囲気 カラー、具体的なイラスト
ファンタジーな内容   なし

この本は、きょうだいの日常を通して、性について知っていく本です。41ページの中に、からだの変化や大人に近づくときの不安、月経、射精等の思春期に知りたい内容だけではなく、ジェンダーとセクシュアリティ等も詰め込まれています。量が多いはずなのに無理なく優しく教えてくれる本です。
小学4年生の体育で習う時には、この本を教科書にしてほしいと感じるほどよくまとまっています。性のことやからだのことで抱きがちな不安も優しく解消してくれます。
性教育は人権教育なんだなと感じる内容になっています。
遠見才希子さんの本は、どれもポジティブで優しく短い言葉でまとまっているので、生活に取り入れやすいです。

遠見才希子さんの他の著書「だいじだいじどーこだ?」「うみとりくの からだのはなし」についてはこちら

この記事は、私が読み聞かせや性教育をする時の参考にさせていただくための性教育関連の本や資料のメモです。
誤字脱字や内容に失礼がありましたら、お知らせいただけるとありがたいです。

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