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商業漫画家を辞めた話1

4年ほど前に、たまたま運よく応募者の少ないコンペで一番下の賞をもらい
新レーベル立ち上げで人手不足のため12話ほど連載をさせていただきました。

ですが当然のごとく新人の漫画なんて売れるわけもなく、当初は30話ほどと言われてたのですが辛くなって12話で打ち切ってしまいました。

出版社様にも担当さんにもとても良くしていただきましたが、赤字を出すのが辛すぎて、自分には商業は向いてないな..と。

お友達の紹介で頂いていた漫画のお仕事を一つやらせていただき
それは原作付きだったのですが、やっぱりあまり売り上げが取れず
担当さんと原作者様にただただ申し訳なかったです

3か所ほどお仕事のご依頼があったのですが、あまりにもレッドオーシャンで
運ゲーな商業漫画が怖くなってしまい、それなら作画コストが低くて原稿料が安いところで描こうとエッセイ原作付き漫画のお仕事だけさせてもらってます。

4日で24p描けるのと、修正がほぼないので原稿料が安くても
大丈夫なのです。しかも長期連載で打ち切りとかも心配しなくてよく
お仕事も継続してくれるのです

なので厳密に言うと、まだ商業漫画家なのかもしれませんがメインは
電子同人誌になってます。

次回は、なぜエッセイ漫画以外の商業を断って電子同人、個人出版だけで
やっていこうと思ったのか..。

色々と数字を分析し、自分がどうすれば漫画で生き残っていけるかと
考えた結果、電子同人をメインにしようと考えたお話をしたいと思います

続く



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