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なつ涼み⑰ 大切な収穫物

野菜をつくり始めて、ナス、トマト、キュウリの収穫が始まりました。
ハーブ類も元気に育っています。
野菜の形から肥料や水が足りない等の情報を得ることが出来ます。

ハーブ系のレモンバーム、バジル、イタリアンパセリが沢山収穫できますが、猛暑ですぐに元気がなくなってしまいます。
無駄にしないようにと大切に利用しています。

苗を植えてから3週間くらいたつ、オクラ、ピーマン、枝豆も元気に育っています。

トマトの木の1本は、突然枯れてしまったり、とうもろこしの実入りが
悪かったり、キュウリは30cmものお化けになってしまったりといろいろな経験をしています。

右がレモンバーム、真ん中バジル、左イタリアンパセリ
30センチに成長したキューリ

「野菜は足音で育つ」「稲は、主人の足音を聞いて育つ」「田んぼの肥やしは人の足音」「足音を、田んぼにたくさん聞かせてあげなさい」
というような、地域ごとに伝承されている言葉があるようです。

その意味は、「畑や田んぼに沢山通えば野菜や花、稲の様子がわかり、元気があるか肥料の不足はないか、害虫がいないか、変わったことはないか等々を早期に把握し対応ができ、良い作物が収穫できる」というような言葉のようです。

自然が相手で、気持ちを言葉に表現できない野菜や花。
美味しい野菜や綺麗な花をつくるには「畑に通い話しかけ、よく観察して言いたいことを察して、対応と手入れが大切」という気持ちで「足しげく通うようにしよう」と改めて感じました。
                       御室文美子

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