共生社会とは

ここ3、4年、マイノリティーの人たちが認知されるようになった。
LGBTや発達障がいなどが知られているのではないか。
政治的にも障がい者雇用均等法が施行されるなど、さまざまな面からアプローチされてきていることを実感する。
たが、ヨーロッパやアメリカと比べれば共生社会ということに関しては現実に後進的だと思わざるを得ない。
アメリカやヨーロッパのモデルケースに全てを転換することは愚行ではあるだろう。
そしてこれは日本人の民族性でもあるかもしれないが、いわゆる「出る杭は打たれる」ような固定概念に固執している無機質な社会の現状こそが、共生社会が後進している原因ではないか。
数十年前に比べれば、マイノリティーの人々を取り巻く状況は大きく変わったものの、どこかに「生きづらさ」を感じる社会の状況であることは変わりない。
このうえで、共生社会において大切になることは「受け入れる風土や環境」だ。
自分自身が経験してきたことであることだが、抱えているハンディキャップやアイデンティティに理解を深めた上で、集団や社会の一員としてその人に合わせた受け入れ方をしていくべきだ。
東京オリンピックによって、様々な国の人々がこの国にやってくることが言われているなかで、柔軟な発想や対応をしていくことが''共生社会"の行く先ではないか。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190228-00000001-withnews-soci

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