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[XSR125納車儀式02 禊(中編)]【新車XSR125の簡易コーティング→走り出したら砂まみれ!】を、水洗いで一気に落とすっ!


■納車直後に必要最低限のコーティングで〝一層の、保護膜〟を作り、初回走行で付着する汚れに備えたエピソード。

 新車のYAMAHAXSR125エックス_エス_アール ワン_ツー_ファイブ と 呼びたい納車儀式シリーズ第2回となる、今回の『しおみんと の 非日常ひにちじょう日常にちじょう』バイク整備作業の内容は、『[XSR125納車儀式② 禊(中編)] 【新車XSR125の簡易コーティング→ 走り出したら砂まみれ!】を、水洗いで一気に落とすっ!』と題しまして。
 納車翌日の2023/12/26の朝イチから作業した、【乗り出す前の、必要最低限の水なし洗車 兼 コーティング】の作業内容などについてUPします。
 ……本来は『美しい新車の状態を保つため、納車直後にガッツリ洗車フルコースとコーティングをして、塗装面や金属・樹脂パーツを保護するべき』だったんですが。
 冬季の雪国では、貴重な晴れの日は なるべく慣らし走行にてて、早期に走行距離1000kmを達成して慣らしを終えたいので、この日は、手軽に出来る必要最低限の簡易コーティングで『〝せめて、一層の保護膜を〟作って、初回走行で付着するだろう汚れに備える』ことにしました。

 そして、翌日に初回の慣らし走行に出掛けたら、案の定〝汚れが付着して、砂まみれになった〟んですが。
 事前にコーティングをしたおかげで、付着した砂汚れも簡単に落とせたし、また、
※オフロードや未舗装での走行は想定していません!※
本文で掲載する程度の砂汚れを、水洗い洗車だけで簡単に・確実に・効率良く落とす方法も確立できたので、そのエピソードや注意点についても掲載します。

 このXSR125納車直後の初回洗車にまつわる事柄が、愛車の洗車時や 新車の車両状態を長く保つために役立つと思われましたら、ブックマークなどして頂き、整備作業の際の参考や 一助いちじょとして頂ければ幸いです。


●走り出す前に! まずは初回コーティングで
〝せめて、一層の保護膜を〟作って、初回の
慣らし走行での汚れに備える!

■初回コーティングの目的と、状態チェック!

・初回コーティングでの目的1【〝せめて、一層の保護膜を〟作って、納車直後のサビや洗車傷から保護して、〝この美しい新車の車両状態を、可能な限り長く保つ!】
 初回コーティングとなる今回の段取りとしては、まず先に、塗装面や金属・樹脂パーツ等の〝必要最低限の、簡易コーティング〟を行なうことにしました。
 なぜなら、このあと『初回の、耐熱ワックス施工』の際の脱脂や耐熱ワックスが飛散して、〝何もガードされていない、塗装面や金属・樹脂パーツ等に付着する〟ことを防ぐためです。
 そして今回の初回コーティングでの目的は、〝納車直後の新車バイクが、何もガードされていない状態〟から少しでも早く解放してあげて、【〝せめて、一層の保護膜を〟作って、納車直後のサビや洗車傷から保護して、〝この美しい新車の車両状態を、可能な限り長く保つ!】こと!
 ……なんですが、午前中は小雨の予報のため走り出せず、けど雨が当たらない自宅の車庫スペースなら、簡易コーティングくらいは出来そう。
 何より、「この初回コーティングを さっさと済ませて、【エンジンかけて、走行できる状態】にして、今日中に初回給油までしちゃいたい!」のが本音なので、まだ寒い早朝から、 みそぎの儀式『必要最低限の、簡易コーティング』の作業を開始!

・初回コーティングでの目的2【初回の簡易コーティングで作った保護膜で、初回走行で付着するだろう汚れに備える!』
 もうひとつの、今回の『必要最低限の、簡易コーティング』の目的は、車体を保護するため!
 具体的には、【この翌日の1st慣らし走行で、能登半島の海沿いを走るつもりなので、潮風が入り込んだ隙間からサビたりしないよう、細かな所までコーティングしてガードしたい!】こと。
 また、この時期は必ず下回りが汚れると予想されるので、とくにホイールやチェーンなど下回りへの汚れ付着防止のためのコーティングをして、初回走行で汚れても水洗いだけで汚れが落ちやすくしておきたいためでもあります。

・まずは、状態チェック
 『[XSR125納車儀式①  みそぎ(前編)]【注意喚起】エアインテークに水が入る!? 雨中納車後の〝サビ防止〟水洗い洗車で検証!』での、『雨濡あめぬれ納車→ サビ防止のための、水ぶっかけ洗車』から、一夜明けて…… まずは、状態チェック!
 サビの発生は皆無だけど、手が入らないような隙間とかには水滴が。
 この後の簡易コーティングで使う『フクピカ』に、「~拭き上げて、水滴を完全に除去してから」等の記載が無かったんで、多少の水滴が残ってても使えると判断して、状態チェックを終えたら…… みそぎの儀式に、まいるっ!


■初回コーティングは、簡易的に。
まず先に、一層の保護膜を作って、塗装面や金属・樹脂パーツをガードしたい!

[TOOLs:フクピカ・洗車用ゴム手袋・プラ製の菜箸さいばし(洗車キズ防止用)・洗車用タオル(はみ出し部分の拭き取り用)]

 ……しおみんとは、バイクの塗装面や金属・樹脂パーツを保護するために、カー用品の『フクピカ』を、これまで乗ってたYB125SPで使ってまして。
 YB125SPで『フクピカ』を使用しても、塗装面の色シミ等も無かったんで、同じYAMAHAのXSR125との相性も問題ないだろうから、余ってるフクピカを使い切りたいこともあって、これを機に大胆に使いまくることに!

まず『フクピカ』を大胆に使いまくって、簡易コーティング!

 まずは、このあと『スプレータイプの耐熱ワックスが、飛散しても構わない』 ようにするため、車体の下回り部分の金属・樹脂パーツに〝一層の保護膜を作って、ガード〟するため、『フクピカ』で簡易コーティングを!
 手が届きにくい細部や隙間は、昨日の拭き上げ(みそぎ前編のことだ)で使った『プラ製の菜箸さいばし』で、洗車傷を付けないよう優しく拭き拭きしてきます。。。

・『フクピカ』使用上の、注意!
 『フクピカ』を使用上の注意は、まずは……(パッケージに記載されてる通り)
『ブレーキディスクやシート、高温になるエンジンやマフラー周りの金属パーツ、ゴムパーツ&ホース類には使用しない!
 この箇所にはみ出して付着したら、(昨日のサビ防止水洗いで使った)水洗い洗車用タオルなどで除去する!!』
こと。
 もうひとつの重要な注意点は……
『力を入れて拭くと必ず〝洗車キズ〟が付くため、円を描かずに縦横に優しくでるように!
 拭き終わりのフィニッシュは、コーティングではじかれた水が垂直に滴下するよう、縦方向で拭き終える!』
と良いでしょう。

・バイクに『フクピカ』を塗布する、難点!
 XSR125に限らず、バイクは大変複雑で入り組んだ構造や造形となってるため、『フクピカ』のような布系のものでワックス塗布とかすると。。。
 めっっっちゃ、手間と時間が…… かかり過ぎる!
 暖冬とはいえ、年末の寒風吹き荒ぶ中での このみそぎの儀式は…… まさに苦行!!
 なので、コレはさっさと使い切って――、今後はスプレータイプの『YAMALUBE スーパーバイクワックス』を導入することに、決定っ!!!

 ……そうこうしているうちに、〝拭くだけ簡単♪〟な、『フクピカ』塗布を終了。
 これで、必要最低限の簡易コーティングだけど、出来る限りの塗装面や金属・樹脂パーツの全面に〝せめて、一層の保護膜を〟作ることが出来ました。
 苦行のような しんどい思いをして『フクピカ』を塗布した箇所は、『拭き上げ前の、ワックス成分の乾燥』(白っぽく、粉がふいたような状態になる)のため そのままにして、次の工程に移ります。。。


●『YAMALUBE180 耐熱ワックス』をかけたら、エンジン始動
が、解禁っ♪
施工時の使い勝手と、半年間使用した耐久性のレビューも!

Y’S GEAR『YAMALUBE180 耐熱ワックス 180ml 2,640円(税込)』

■『耐熱ワックス』をかけるための、事前準備。

[TOOLs養生:下敷き養生&飛散ガード用ダンボール・ラップ(ワックス飛散の養生用)・洗車用ゴム手袋・パーツクリーナー(塗布部分の脱脂用)・キッチンペーパー(脱脂拭き取り用)]

・耐熱ワックス飛散の、養生

段ボールとラップで、耐熱ワックス飛散の養生!

 まずは、下敷き養生&飛散ガード用段ボールを敷いて地面(床)の養生を。
 次に、スプレータイプの『YAMALUBE180 耐熱ワックス』が、塗布したい〝高温となる、エンジンやマフラーなどの金属パーツ 以 外 の 箇 所 に飛散して、付着して、悲惨な事に!〟ならないように!
 ラップで『耐熱ワックスを塗布したくない箇所を、養生』します!!

・状況チェックと、塗布部分の脱脂!
 とくに『耐熱ワックス』をかける箇所の汚れがないかを重点的に状況チェックしたら、フクピカと同様に『~拭き上げて、水滴を完全に除去してから』等の記載が無かったんで、〝隙間の拭き上げまでは不要で、多少の水滴が残ってても使える!〟と判断。
 〝塗布したい部分に油分が付着していると、耐熱ワックスのノリが良くない〟と考えて、パーツクリーナーで脱脂して、残った水滴も除去!
 キッチンペーパーで、塗布部分に残ったパーツクリーナーを拭き取ったら、事前準備が完了!
 いよいよ、未体験ゾーンとなる『YAMALUBE180 耐熱ワックスを、施工!』のみそぎの儀式に、まいるっ!!


■『YAMALUBE180 耐熱ワックス』を、施工!
施工時の使い勝手と、半年間使用した耐久性のレビューも!!

[TOOLs施工:『YAMALUBE180 耐熱ワックス』、洗車用ゴム手袋、キッチンペーパー(ウエス代わりの耐熱ワックス塗布用)]

【高熱となる、エンジンやマフラーを保護する!】を目的に、『YAMALUBE180 耐熱ワックス』を…… 施工っ!

 それでは! 【高熱となって、汚れが取りづらい & サビが発生しやすい、エンジンやマフラーを保護する!】ことを目的に、『YAMALUBE180 耐熱ワックス』を施工した方法の紹介も兼ねて、使い勝手のレビューをば。

・『YAMALUBE180 耐熱ワックス』の、施工方法!

『YAMALUBE180 耐熱ワックス』の、施工方法!

 マフラーはともかく、入り組んだ構造のエンジン回りに、(理想)説明動画のようにこの耐熱ワックスを塗布できなかったため。。。
 (現実)スプレーして、手指の届く箇所は、塗布用ウエス代わりのキッチンペーパーで、均一に塗り拡げる!
 ペーパーも届かないような狭い所や隙間は、直接耐熱ワックスをスプレーして、〝滴下した、水滴状に膨らんで残った部分〟だけは下からキッチンペーパーで拭き取る!
 ……という方法で、今回は施工しました。

・『YAMALUBE180 耐熱ワックス』施工時の難点を、使い勝手のレビューで!
 この商品ページの説明動画だと『塗るだけ、簡単!』って言ってるけど。。。
 フクピカ塗布した時みたいに、大変複雑で入り組んだ構造のエンジンまわりに、布系のもので塗布するのは…… めっっちゃ大変な作業!
 さらに! 「ホース類も養生したから、直接スプレーすれば。。。」と思いきや、コレ。。。
 『キレイに塗り広げるには、高度な塗装の技術が要る!』ことが判明!
 しおみんとは、【ムラになったり、滴下した箇所を、キッチンペーパーで ならして塗布する!】という手法で、どうにか人様にお見せできる状態に仕上げることが出来ました。
 高温になってサビやすい箇所を保護してくれる、とても良い商品なんですが…… 塗布する際は、十分に注意して下さい!!
 ……てのが、使い勝手のレビューでした。

・『YAMALUBE180 耐熱ワックス』耐久性のレビュー!
 耐久性のレビューとしては――。
 半年・5000kmを超えた現在でも、水洗い洗車したら塗布した部分のほとんどは水をはじいているので、一度塗布すれば1シーズンは余裕で持ちそうです。
 ……が、最もサビやすく、最も高温になる&走行風をモロに受ける〝マフラーの、エンジンとの連結部分〟だけは、納車の約一か月後・500kmくらい走った頃に洗車時にミスって除去しちゃったんで、ここだけ追加で塗布。

ミスって除去した、耐熱ワックスの補修Before-After

 それから4000km超 走った現在、水洗い洗車したら〝ここだけ、水をはじかなくなっていた〟ため、さらに追加塗布したので。。。
 3000kmごと、つまり、OIL交換のタイミングで、マフラーの〝エンジンとの連結部分〟だけは、『YAMALUBE180 耐熱ワックス』を追加塗布すると良いでしょう。

 ……昼過ぎに、ここまで終了。 遅い昼食休憩をしつつ、『YAMALUBE180 耐熱ワックス』の乾燥を待ちます。。。


■仕上げの拭き上げ! →エンジン始動が、解禁っ!!

[TOOLs:YAMALUBE クロス(マイクロファイバー)]

・Y’S GEAR『YAMALUBE クロス(マイクロファイバー)550円(税込)』で、仕上げの拭き上げ!

 ……『YAMALUBE180 耐熱ワックス』塗布完了後、1時間ほど経ってから『フクピカ』の塗りムラとか耐熱ワックスの仕上がりの、最終チェックしたら。。。
 自然乾燥した『YAMALUBE180 耐熱ワックス』は、仕上げの拭き上げ不要と判断。
 このあとのエンジン始動→ 初回走行で、施工後に高温にすることで硬化して定着するんだろうと、解釈しました。
 それでは、ついに! 本日の『初回走行で付着するだろう汚れに備えるための、みそぎの儀式『必要最低限の、簡易コーティング』の仕上げ工程に、まいるっ!!

 【塗装面や金属・樹脂パーツを保護するために、大胆に使いまくった『フクピカ』のワックス成分を拭き上げて、ピッカピカのギンギラギンにする!】を目的に、『YAMALUBE クロス(マイクロファイバー)』を使って、仕上げの拭き上げ!
※【再度、拭き上げ時の注意を!】仕上げの拭き上げ時に、力を入れてこすって拭き上げると、タンクなどの塗装部分には必ず〝洗車キズ〟が付くため、厳禁です!
 また、円を描くように仕上げ拭きをすると〝円形の洗車キズ〟が付くため、『YAMALUBE クロス(マイクロファイバー)』を縦横に優しくでるように動かして、仕上げの拭き上げをすると良いでしょう。※

『YAMALUBE180 耐熱ワックス』施工後と、『YAMALUBE クロス(マイクロファイバー)』で仕上げの拭き上げAfter。
元々がキレイ過ぎるため、仕上がりが分かりづらくてスンマセン。。。

 朝イチから作業を始めて、早くも午後3時。
 仕上げの拭き上げを終えて ようやく、寒風吹き荒ぶ中で まる一日屋外でのコツコツと地道な作業を続けた まるで苦行のような【納車儀式・みそぎ 『乗り出す前の、必要最低限の 洗車とコーティング!』】が、完了っ!
 最低限これだけやっとけば、塗装面や金属・樹脂パーツの保護もできるし、走り出して砂を巻き上げたりして汚れても 水洗いだけですぐに洗い流せそうです。

・拭き上げTOOLsのメンテナンスも、みそぎの儀式!
 いま使い終えた『YAMALUBE クロス(マイクロファイバー)』と水洗い洗車用タオル、昨日使った『吸水ふきあげクロス』は、砂などが付着した状態で使用すると〝洗車キズ〟を付けてしまうことになるため、ワックス成分は洗剤等で落としたうえで、いま着てた作業着と一緒に洗濯!
 さらに乾燥後も密閉できるケースに入れて、次に使うまで砂やホコリの付着を防止するという、『みそぎの儀式のような、仕上げ拭きTOOLsのメンテナンス』までをも、行いました。

・『YAMALUBE180 耐熱ワックス』も仕上がって、エンジン始動が解禁っ!!
 ……これでようやく、朝イチの作業目標【エンジンかけて、走行できる状態】に持ってこれたんで、エンジン始動やマフラー周りの高温化が、解禁っ!!
 自然乾燥して仕上がった『YAMALUBE180 耐熱ワックス』も、このあとマフラー周りの高温化をすることで、硬化して定着させよう。
 そして! この後にエンジンを始動してみたら…… 拭き上げで水滴除去したはずなのに、ラジエーターから水蒸気が!

「たぶん、水洗いした水道水がラジエーターの隙間とかに残ってて、乾かなかったんだろう…… こんな風になるのか。
 ……じゃあ、洗車後は少し走って、振動と走行風で水切りをした方が良さそう。。。」

 という、次回に洗車する際のヒントも得て、本日予定してたみそぎの儀式は、すべて完了!
 ちょうど雨も上がって路面も乾いたんで、初給油でガソリン満タンにして。。。
 明朝からの、1st慣らし走行に、間に合った!


 ……というわけで、『〝せめて、一層の保護膜を〟作って、初回走行で付着するだろう汚れに備える!』 & 『新車の綺麗な状態のまま、冬季保管もできる状態』となったので、本日の【納車儀式・みそぎ 『乗り出す前の、必要最低限の 洗車とコーティング!』】は、ここまで。
 次は、『2023年末XSR125極寒の慣らし走行』で、付着した砂汚れを簡単に落とせることを実証して、『効率的な、最適の砂落とし方法』も確立できたので、詳しく紹介します!

●簡易コーティングのおかげで、慣らし走行で
付着した砂汚れが簡単に落とせることを実証!
『効率的な、最適の砂落とし方法』を、確立!

■2023年末、極寒の慣らし走行へと走り出したら、予想通りに砂汚れが。。。
でも水洗いで簡単に洗い流せることの実証と、洗車方法の紹介!

[TOOLs:自宅水道と散水ホース・洗車用ゴム手袋・ぞうきん(砂落とし洗車専用)・吸水ふきあげクロス]

■1st慣らし走行2023/12/27『走り出したら止まらない! 極寒の2023年末XSR125慣らし能登ツーリングはCRAZY!』で、予想以上の砂汚れに見舞われる!

予想以上の砂汚れを、必要最低限の簡易コーティングでガード!
 耐熱ワックスで、高温になる箇所の砂汚れの付着をガード!

 ……『頭文字Dで、拓海が高校卒業するタイミングであった描写』のように、雪がけた後の 山道の路面は、おびただしい砂で汚れてます。
 そのような、雪融ゆきどけの水で濡れた山道を走ると、路面の砂を跳ね上げて、このように車体に付着することになります。
 そしてこの砂には、不純物や塩分などのサビの原因となるモノが多く含まれているので、なるべく早く洗い流してサビの発生を防止する必要があります!

 そのため、日没後の18:30頃に帰宅後…… 即! 自宅水道で水洗い洗車を!!

・水洗い洗車の前に、冷却が必須な注意喚起!
【高温になった金属パーツを流水などで急速に冷却すると、ダメージを与える&サビが発生する原因となるため、必ず〝素手でさわれるくらい〟にまで冷却するべし!】
 経年劣化などでマフラーがサビるのはよくあることですが、前に乗ってたYB125SPでの失敗例だと。。。

 真夏に『口能登くちのと内浦うちうら外浦そとうらの山越えルート』で砂まみれになったんで、志賀町のコイン洗車場で砂落とし洗車を。
 冷却なしで高圧洗浄機で水をかけた直後に、水が蒸発する音とともに水蒸気が立ち上る!
 その後、付着した砂は落とせたものの、マフラーに これまで無かったサビが発生していた。。。

 マフラーは どうしてもサビるパーツで交換も可能ですが、エンジンブロックなどの金属パーツにダメージを与えると…… 取り返しのつかないレベルの深刻なダメージを与えることになります!

XSR125の冷めにくい箇所を、高圧洗浄で砂落とし→ 水滴を除去した例。

 さらに! 夏場は〝冷めにくい、『円で囲われた、YAMAHAの箇所』や、『マフラーの、エンジンの真下に位置する部位』などが、手で触れるくらいに冷却される〟まで、30分以上かかるため。。。
 「諦めが肝心!」ってコトで、しばらく待つか、思い切って翌朝に回すなどして、必ず【高温になった金属パーツが、〝素手でさわれるくらい〟にまで冷却してから、水をかける】ようにすると良いでしょう。

・注意事項【こすって洗っちゃ、ダメ! 絶対に!!】
 エンジンも冷えたんで、自宅水道と散水ホースで水洗いして…… このレベルの汚れ方だと、この程度の水圧じゃ砂を落とし切ることは出来ませんでした。。。
 ちなみに、この時の失敗例は、『砂落とし洗車専用のぞうきんでこすっちまったマフラー前部の、耐熱ワックスが剥がれた!』こと。
 注意事項としては……(あえて明記しますが)【砂落とし時に、ブラシや布でこすって洗うと、残砂でキズだらけになるため、こすり洗い禁止!

 ……結局この日は、『砂が落ち切っていない & 砂落とし洗車専用のぞうきんでこすっちゃダメ絶対!!』のため拭き上げも不可能なので、シートや塗装面の〝身体が濡れると困る箇所〟だけを、どうにかして残砂でキズを付けないように水滴を除去。
 その後、走行風で隙間まで水切り乾燥させるために、さらに往復20kmほど走りに行って、21:00に1st慣らし走行を終了! という、二度手間&無駄な労力となってしまいました。。。

■2nd慣らし走行2023/12/28『能登へ慣らし走行! 七尾湾の眺望とラーメンツーリングをたのしんだら、塩カルまみれになっちまった。』
 この日は、その名の通りサビの原因となる塩分だらけの、『路面の凍結防止剤の、塩化カルシウム 』まみれになっちまった。。。
 「走り出したばかりで、絶対にサビさせたくないんで…… 帰ったら、塩カル落とすための洗車しなきゃ!」ってコトで、またまた帰宅後に、自宅水道の水圧強めで(すぐに蛇口のホースが外れるんで何度も付け直しながら)、塩カル落としの水洗い洗車をば。
 再度走り出して走行風で水切り→ 給油という二度手間を今日もまた味わった結果、前回同様に砂&塩カルを完全に落とし切るには至りませんでした。。。
 ……なので、3rd慣らし走行2023/12/30朝イチの出発前に、コイン洗車場の高圧洗浄機で水洗いして、砂&塩カル落とし!

『コイン洗車場の高圧洗浄機で水洗いする、砂&塩カル落とし方法』で、8割OK!

「これから走ったら、また砂がついて二度手間になるんで、今朝は拭き上げ不要!
 ……これだけキレイになったから、この砂落とし法で8割OKとして、今日も砂まみれになったらツーリング帰りにコイン洗車場の高圧洗浄機で水洗いしよう!」

 と決めて、3rd慣らし走行へと走り出したのでした。。。


■ツーリングでの砂汚れを、水洗い洗車だけで簡単に・確実に・効率良く落とせる『最善最適の砂落とし方法』を、確立!

[TOOLs:コイン洗車場の高圧洗浄機・携帯用ミニタオル(洗車後の水滴除去用)]

■3rd慣らし走行2023/12/30『2023年の走り納め! 能登の綺麗な海沿いを走り、夕陽を背景にXSR125を撮影っ!』ツーリングの帰りに、最善最適の砂落とし方法を確立!

水洗い洗車だけで簡単に・確実に・効率良く落とせる『最善最適の砂落とし方法』を、確立!

 この日は、またまた予想的中して、往路おうろですでに1st慣らし走行と同レベルの、砂まみれ。
 これを確実に落とせる洗車方法の目処もついたため、ツーリング帰りにコイン洗車場に立ち寄って、【今日の慣らしツーリングでのmemoをまとめつつエンジンの冷却を待ったうえで、高圧洗浄機での水洗い洗車だけで砂汚れを落とす!】ことが出来ました!
 『フクピカ』を大胆に使いまくっての初回コーティングをしっかりと行ったおかげで、下回りに付着した砂汚れは簡単&確実に落とし切ることができて、さらに、バッチリ水をはじいてるので『フクピカ』でのコーティング効果も まだまだ持続してる様子。

「『フクピカ』でも十分にガード出来るけど…… プラ菜箸さいばしも届かない隙間もガードしたいから、スプレータイプの『YAMALUBEスーパーバイクワックス』を、春先にでも。。。」

 ……なんて考えながら、冬用ブルゾンのポケットに忍ばせておいた『携帯用ミニタオル』で、洗車後の水滴を除去するための拭き上げをば。

 真っ先にハンドルのグリップとレバーの水分を完全に拭き取って、手が滑ることなくバイクを移動できるようにしたら、※暑い時期なら日陰で!※拭き上げブースへとXSR125を押して移動。
 
『納車直後にした、拭き上げ』のように、〝洗車キズ〟が付かないように優しく点描するように、拭き上げる。
 発進前には、灯火類の点灯など電気系のトラブルがないかの運行前点検をして、エンジンの調子も見ながら少し長めの暖機運転。
 走り出しは穏やかに、水に濡れたブレーキは効きが悪いので、少し長め&強めのブレーキングでなるべく早く乾かす。
 信号待ちでは、隙間に残った水滴がどれだけ乾いたか等のチェックもしながら走ってると、自宅の最寄りのガソリンスタンドに着いたので、給油して帰宅。
 片付けをしてるうちに高温になった金属パーツは冷めて、バーロックとバイクカバーをかけて保管できる状態にした。。。

……という、【ツーリングでの砂汚れを、水洗い洗車だけで簡単に・確実に・効率良く落とせる『最善最適の砂落とし方法』を、確立!】することが出来ました!
 この効率的な方法のポイントは、帰路に洗車後の水切り乾燥走行を兼ねることで、帰宅後に再度走りに行く二度手間を無くすこと!
 ツーリングの帰り道にコイン洗車場で(冷却の待ち時間はあるけど、効率的な暇つぶしをして)砂汚れを落としてしまい、すぐに洗車後の水切り乾燥走行を兼ねて10kmほど走って、自宅の最寄りのガソリンスタンドで給油。
 その頃には ほぼ隙間に残った水滴も乾いてるので、帰宅後にカバーをかけても『キレイでドライな状態で、サビさせずに保管する!』ことが出来ます!
 なお、ツーリングバッグを取付けて積載能力をUPしてからは、この『携帯用ミニタオル(洗車後の水滴除去用)』を(ツーリングネット等と一緒に)必ずツーリングバッグに入れて携行して、〝砂汚れ落としのための、高圧洗浄〟した際の拭き上げ用として使用しています。
 もちろん使用後は、砂が付着して拭き上げ時に洗車キズを付けないよう、バイクウエアと一緒に洗濯→ 乾燥後に密閉容器に入れて、次に使うまで拭き上げタオルに砂が付着しないように保管しています。


 以上、納車直後に必要最低限のコーティングで〝一層の、保護膜〟を作り、初回走行で付着する汚れに備えたエピソード『[XSR125納車儀式② 禊(中編)] 【新車XSR125の簡易コーティング→ 走り出したら砂まみれ!】を、水洗いで一気に落とすっ!』でした。
 次回は、翌春に【XSR125の美しい新車の車両状態を、可能な限り長く保つために!】を目的に行った、初回ガチ洗車のエピソードを『[XSR125納車儀式③ みそぎ(後編)] 【YAMAHAのバイクに、YAMALUBE!】新車XSR125の初回徹底洗浄&綺麗に保つコーティング!』と題して、〝XSR125を、さらにピッカピカのギンギラギンに仕上げるための、洗車フルコースの手法を確立できた!〟内容について、お届けしようと思います。。。


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#XSR125下道ツーリング
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