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運動音痴のスポーツ観戦…事実上の決勝戦!

私は自他共に認める「運動音痴」で、その事実に小さい頃からコンプレックスを抱いてきた。
その反動なのか、親の影響なのかスポーツ観戦は人一倍好きだ。マイナーな競技でもルールを知っていたりするし、サッカーに至っては、にわかファンではないと自負している。
ただ、欧州は今の時期はシーズンオフだし、今年はW杯もEUROもない。しかも、私の永遠のキャプテンのジェラードがリバプールを退団してしまった。
日本代表やJリーグも時々、観るけど頼りないのが現状だ。

その点、テニスは錦織くんの活躍で、テレビ放送が格段に増えた。錦織くん、ありがとう!
まさに今、テニスの4大大会の一つ、全仏オープンが佳境をむかえている。

因みに、私は勿論テニスができない。やってみたいとは、思う。実は、中学の授業で少しだけやったが、初心者にはお金のかかるスポーツだし、テニス部は花形で日陰の雑草の私には程遠いものだった。
でも、きっとラケットにボールがジャストミートした快感とカラッとした音は気持ち良いのだろう。

そんな全仏男子シングルの準決勝のカードは、ジョコVSマレー!

私は、この二人の試合が好きなんだなー。ラリー戦がホントに、凄まじい。ラリーが続くのは女子の試合で、男子は弾丸サーブで決まってしまう印象だけど、2人は守備力が高くフットワークが軽すぎて、普通の選手が追いつけないボールも返してしまうのだ。スーパーショットもバンバン決まっちゃう。ビッグサーバーが多いけど、見ている側はつまらんのだ。

対戦前はジョコに分があると思っっていた。今の男子テニス界は、BIG4も終焉を迎え、キング・ジョコが一人君臨し、あとはその仲間たちの戦国時代だからだ。
ただ、今シーズンのマレーはクレーでも好調だったし、結婚してからかメンタルも強くなったみたいなので、どれくらい食らいつくけるのか見ものだった。

思ったとおり序盤は、ジョコペースで気づいたら2セット連取。ただここからが、見もの!マレーに流れがきて、7-5で3セット目を奪取。これで、次のセットはって時に、キープを両者続けていたら、まさかの雨天によるサスペンド!えーっ、なったよ。
そして、次の日にいきなり4セットの途中からのゲームスタート。そして、このセットをまたまた7-5でマレーが取る。
ファイナルセットは疲れも出たのか、ジョコがなんなく取り、フルセットマッチで試合終了。うーん、劇的だな。ナダルにさえ、ジョコはストレート勝ちしたんだよ。
もうお腹いっぱいなので、決勝は夜更しして見るのはやめようかと。これで、ジョコが優勝しなかったら、この準決勝はなんだったろうね。
いやでも、彼は生涯グランドスラム達成してくれるでしょう。

ただ、今大会で一番残念賞をあげたいのは、べルディヒさんだ。いつも、結構残念な役回りだけどね。でも、なんだか見捨てられないのだよ。トマシュ、腐らないで頑張れよ!

ウィンブルドンも楽しみだー!芝のコートは目に優しくて好き。サッカーのオフシーズンはテニスシーズンで決まり。