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虹ヶ咲5thライブを見たり行ったりした感想

9/10、9/11、9/17,9/18に開催された『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live 虹が咲く場所』(以下、虹ヶ咲5th)を配信で見たり現地で見た感想となります。ちなみに現地に行ったのは9/17の『Next TOKIMEKI』公演初日で、残りは配信で見ました。ただ9/10、9/11は電音部配信イベントもあったため後追いでの視聴となり、リアルタイムでの配信は9/18のみとなります。

私にとって虹ヶ咲5thが初めての虹ヶ咲のライブ参戦となります。そもそも虹ヶ咲にはまったのも今年の6月に入ってからで、スクスタは未プレイどころかスマホの容量の関係でインストールすらしていない。

ライブに行ったきっかけ(もしくはいかにして私は『虹ヶ咲』を見ることになったのか)

きっかけは5月下旬にたまたまサブスクで聞いたDiver Diva『恋するMagic!!』が私が学生時代によく聞いていたファットボーイ・スリム『ロッカフェラー・スカンク』のオマージュなことに気づき「今どき『ロッカフェラー・スカンク』をオマージュするような曲を作るコンテンツならアニメ見ないと」となったこと。ちなみに「『恋するMagic!!』=『ロッカフェラー・スカンク』オマージュ説」は私含めて3人くらいしか言っている人がいないので本当かどうかは謎です。

というわけで6月初めにアニメ1期を見てみたらこれが実によくできていて土日を使って1期をすべて見終わってしまったのです。それから2期も追いかけていき、最終回はリアルタイムで見ました。で、ライブについては配信もあるので無理に現地に行く必要はないけど、せっかくだしBD先行に応募するかと思ってBD1巻を1枚だけ買って応募したら9/17のチケットが取れてしまったという次第。

さてここからの感想ですが私には演者のパフォーマンスを評価する言葉も見る目もないので、そのあたりの評価はあまりせずに他のコンテンツとの比較を通して書きたいと思います。

感想

めちゃくちゃ良かったです。基本的にアニメ2期を踏襲したセトリでアニメの追体験ができたのですが、9/11はセトリが少し変わり、9/17と9/18はソロメドレーがアニメ1期になったのには唸らされました。

あとはストーリーがあることの強みを活かした演出も良かったです。まさか13話の再現をするとは思わなかったですし(初日に行った人はどんな気分だったのだろう)、そこからの『Future Parade』→『夢が僕らの太陽さ』はエモいとしか言いようがない。しかも4公演すべて同じことをしているのに飽きるどころかエモさが増して、最終的には『Future Parade』で泣くおじさんになっていた。

楽曲やパフォーマンスについては語る言葉がないから極力触れないでいたいのですが、三船栞子役の小泉萌香さんの『EMOTION』のパフォーマンスはとてもよかった。ラスサビのところは泣きそうになりながら(本当に泣きそうになっていたかはともかく)歌っている感じがして、CDよりも感情が爆発している感じがあって、これはライブならではの醍醐味だなと思いました。

ところで初めてトロッコを使った演出を見ましたが、あれは後ろの席でも演者との距離が近くていいですね。なんでミリオンのライブに行っているのにトロッコを見たことがないんだろうと我ながら疑問に思いましたが。

アンコールについて

ただそれ以上に驚いたのはアンコールが長かったことですね。私が複数回参加している『アイドルマスターミリオンライブ!』ではアンコールは全体曲→最後の挨拶→全体曲というパターンがほとんどで『電音部』に至ってはアンコールがない。

ところが虹ヶ咲5th、本編でやるべきノルマを達成しましたがアンコールでは別のノルマを達成するといわんばかりに曲が多い。9/10、9/11の公演では8曲、9/17と9/18の公演では5曲やっていた。しかも9/10と9/11の公演で『恋するMagic!!』をやっていたので、ものすごく複雑な気分になったが仕方がない。

さて『ラブライブ!』のライブでは演者の挨拶は立って聞くという不文律があると聞いたことがあります。そんなわけあるかと思っていたのですが、挨拶の時はみんな立っていた。それは最後の挨拶の時も同様である。そうするとアンコールの時間はずっと立ちっぱなしになるわけで、最後の方は足が痛かった。辛くないのか、あれは。

あと9/17公演では『NEO SKY! NEO MAP!』、9/18公演では『未来ハーモニー』に乗せて虹ヶ咲の活動を振り返る映像が流れました。アニメ2期終盤から入った私にはこんな歴史だったのかと思うと同時に「あぁ頑張ってきたんだな」と思ってしまって涙腺が緩んでいたのですが、それこそDiver Cityでのイベントから追いかけている人からしたらものすごい思い出ボムだったのでは。

さてアンコールと言ったら流石にあの曲について触れないわけにはいかない。

繚乱!ビクトリーロード

そもそもチバニャンに自己紹介ソングを依頼する時点でおかしいだろ。初日のアンコールで特攻服+改造ペンラを持って出てきて、火薬とスモークが出てきたときに大爆笑してました。

さて私が現地に行った9/17の公演では火薬の量を間違えたのか、かすみんがスモークまみれになりながら歌っていてエライことになってました。9/18は普通だったのに、どうしてこうなった。あと配信で見ると朝香果林役の久保田未夢さんが見事なハイキックを披露していたり、前田さんの堂に入った改造ペンラさばき(なんだそれ)といい割と皆さん自由だった。

その他(客層とか)

自分は9/17しか現地に行っていないのですが、若い人が多い印象を受けました。もっともメインの客層は私のような中年男性だとは思うのですが、『アイドルマスターミリオンライブ!』の現場と比べると若い人が多い印象。少なくともカップルは虹ヶ咲の方が多い。で、そのカップルが「みんな女性声優好きだろ?」と書かれたTシャツを着ていたりする。というか、このTシャツを着た人を10人近く見た気がするのですが、このような出演者関連のTシャツはアイマスの現場ではあまり見ない光景だと思いました。

あと驚いたのはライブの特設サイトです。ミリオンライブ電音部に比べるとずいぶんと簡素なページで、最初見たときはこのページのどこに特設サイトのリンクが貼られているのかと探してしまった。

総括

というわけで初めての虹ヶ咲ライブでしたが、とても楽しかったです。ただ演者さんが「1stライブをやったこの場所(武蔵野の森総合スポーツプラザ)でアニメ2期を背負ったライブができたことの意味」を話しているのを聞いていると、私よりも現地に行くのに相応しい人がいたんじゃないかとも思ってしまったのも事実。そもそも1stライブが武蔵野の森総合スポーツプラザということすら知らない私に果たして行く資格があったのかと思わないでもない。それはこれから埋め合わせていくしかないのかもしれませんが。

個人的な事情は措くとして、『にじよん』のアニメ化などアニメが終わって一区切りではなく、まだ面白いことは続いていく感じがあるのも良いですね。コンテンツにとって大事なのは「このコンテンツを追っていけば楽しいことがありそうだ」と思わせることではないか、なんてことを考えました。

あと電音部2ndがトラウマになっているので、4公演目のラストでメンバーが誰も闇堕ちしなくてホッとしました。ダブルアンコールの『Future Parade』は多幸感にあふれていて最高だった。

自宅と現地からは以上です。


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