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蓮ノ空1st福岡公演の感想

お疲れ様です。温州みかんです。

蓮ノ空初のナンバリングライブ、その記念すべき1都市目に我らが福岡が選ばれたとのことで、それなら行かないわけにはいかんだろうと、現地まで応援に行ってきました。
元々そこまで蓮ノ空は追えていなかったのですが、楽曲自体はめちゃくちゃ好みなので、「まあなんとか楽しめるだろ」くらいの気持ちで参加したのですが、想像の1万倍くらいの楽しさで驚きましたね。スマホアプリによる展開が個人的に少し苦手なので、あまり手を出せていなかったのですが、これから少しずつ触れていきたいなと思えるライブでした。

バーチャルスクールアイドルという、これまでにない切り口でコンテンツが展開されている蓮ノ空ですが、当初の僕は別にそこまでそれに惹かれることはなくて、「ああ、ラブライブもVtuberに手を出すんだね」くらいに思っちゃってたんですけど、全然違うんですね。これまでのシリーズと同様、いやもしかしたらそれ以上に、所謂2.5次元というコンテンツとして完成されていると思いました。パフォーマンスを見ていて、キャラクターが本当にそこに実在しているって心の底から思えたんですよね。
それはおそらく、これまでの展開によるところが大きいんだろうな〜とは思っていて、蓮ノ空はFes×LIVEという形で月に1度はライブを行なっていますよね。それは確かに表面的に流れる映像はキャラクターによるものなんだけれども、実際にキャストさんも歌って踊っているわけで、MCなんかも含めて実質的に毎月ライブが開催されているわけですよ(それが無料ってマジ!?)。だから、これまでのグループと違って、キャストさんがキャラクターに合わせていくのではなく、キャラクターの動きがキャストさんと同じ動きをしているわけですよね(合ってるよね?)。
で、それがどうしてキャラクターが実在しているように思えたかっていう話なんですけど、今回の1stライブでは、ステージ上のモニターに過去のFes×LIVEの映像が映し出されていたんですよ。そして、キャストさんはその前でパフォーマンスをしていました。すると、当たり前っちゃ当たり前なんですけど、一挙手一投足がなんか笑えるレベルでシンクロしてるんですよね。
てか、もしかして過去の映像じゃなかったりします…?そこまで追えてないから本当に分からないです。そんな可能性を否定できないくらいシンクロしていたと思ってもらえれば。
なんだか今までにないライブ体験で、めちゃくちゃ感動しましたし、興奮しました。なんとなくで参加したけど、実は俺ものすごい技術を目にしているんじゃ…?って感じで。こういう新たな挑戦をどんどん打ち出していくラブライブシリーズって本当に凄いや。

シンクロが凄いのは分かったけど、じゃあ肝心のパフォーマンスは実際どうだったんだよってところですけど、まあそれも凄かったですよ。
蓮ノ空ってどうも常にハンドマイクを持って歌うらしく、ダンスパフォーマンス自体は少しコンパクトな印象でしたけど(Liella!を見慣れすぎているのが多分影響でかい)、歌う時は歌う、踊る時は踊る、というメリハリがしっかり付いていて、どちらも高い水準で披露されていたように思います。ていうか歌上手いな〜って思いました。特に乙宗梢ちゃん役の花宮初奈さん(ういさま?)の歌唱が好きでした。ていうか、花宮さん…ういさまって呼んでいいですか?僕、ういさまに一目惚れしちゃいました…お顔もお声も素敵…今のところ梢先輩らしく、おっとりお淑やかな印象ではあるんですが、めちゃくちゃリンクラやり込んでたり、激カワ方言ボイスをぶち込んでくれたり、めちゃくちゃファンサしてくれてたり、そういう少しギャップを感じる点も好きです。
ちょっと脇道に逸れました。楽曲についても、結構色々なテイストの楽曲が揃っていて、連続で披露されても全然飽きが来なくて良かったです。というか今回のライブ、3時間なかったんですけど、アンコール含め26曲も披露していたらしく、確かに途中のMCはほとんどなく怒涛の連続披露だったわけですが、可愛らしい曲、カッコいい曲、しっとりした曲、盛り上がる曲が代わる代わる披露されており、飽きる余地なんてなかったです。あと、ユニット曲が多いのもその一因なんでしょうね。
スリーズブーケは可愛らしくもブレードを振っていて楽しくなる曲が多かったです。DOLLCHESTRAはクールでダークな聴き惚れる曲調と、それに見劣りしない引き込まれるパフォーマンスが最高でした。
みらくらぱーく!は持ち曲が少ないながらも圧倒的な盛り上げ隊長。「ド!ド!ド!」の時は会場が爆発したかと思いました。
そんな感じで、それぞれのユニットが全く違った魅力を持っていて、シンプルに楽しかったです。全体曲ももちろん負けてなかったですけどね。ていうか、なんなら特に好きなのは全体曲だったかもしれません。アンコールの3曲なんか本当に大好きな曲ばかりで感動しました。僕は「Legato」が大好きです。

あんまり細かいところは正直覚えておらず、席もかなり後方だったのでそもそも見えていないことも多かったですが、それでも心の底から楽しめたので本当に良かったです。
今回参加したことで、正直見る目がかなり変わったというか。いや、元々凄く面白いコンテンツだとは思っていたんですけど、なかなか手が出せていなくて。でも本当にとんでもないコンテンツですね、蓮ノ空。緻密に計算されることで演出されている実在性は唯一無二のものだと思います。アンコールの演出とか、まさにそれを表していたと思います。通常、リアルライブはなんだかんだ言ってもあくまでキャストさん主体で作り上げられているものだという認識なんですけど、今回のライブは、あの瞬間間違いなくキャラクターも本当にステージに立っていましたよね。そして、おそらく今後のキャラクター配信で、今日のことを"キャラクターも体験した出来事"として触れていくはずなんですよね。これが凄い。声を吹き込むことでキャラクターに命を与える、ということは往々にしてされているわけだけれども、これはその上の次元をいっていると思います。6人+6人の12人で作り上げられていく蓮ノ空というコンテンツに、ラブライブシリーズの明るい未来を見た気がします。

という感じで、蓮ノ空1st福岡公演で感じたことを振り返りました。シリーズの先輩方とはまた違った、新しい魅力に溢れている蓮ノ空のことを好きになることができた、本当に素晴らしいライブでした。東京・愛知公演にはおそらく行けないだろうけど、配信があればぜひ参加したいし、これからはできるだけFes×LIVEにも参加していきたいと思います。とりあえずは、まだ途中までしか見られていない活動記録を追いかけますが。次に会えるのは、おそらく12月の異次元フェスになると思うから、それまでにしっかり予習復習して、もっと楽しめるように頑張るぞ〜!

キャストの皆さん、キャラクターの皆さん、スタッフはじめ関係者様、そして現地や配信で参加していた蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さん、素晴らしいライブ体験をありがとうございました!


P.S.今度君たちが暮らす金沢にも遊びに行くね(なんかこの書き方キモいな?)

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