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楽しい未来の音が聴こえた 〜2023年を振り返る〜

お疲れ様です。温州みかんです。

時の流れとは早いもので、いつの間にかもう年の瀬。年々と時間の流れが早く感じるようになっている気がします。これが…老化…?
2023年は、僕の人生において最も濃密な一年だったと言えるでしょう。上半期は仕事も忙しかったし。
しかしながら、それを乗り越えて尚、本当に楽しかったと胸を張って言える一年になったのは、おそらく自分なりの"大好き"と向き合うことが出来たからだと思っています。

今年は、これまでにないくらいのイベントに参加した年でした。まあ、僕より遥かに多くのイベントに参加している方も多そうですが。

現地参加のみ

特に8月以降はそこそこ動き回りました。福岡空港と羽田空港には特にこの一年でお世話になりました。
福岡空港のイカれた利便性も体感出来ましたね。我が家の最寄り駅から地下鉄一本で行けるの、楽すぎる…

各イベントの振り返りは、ちょこちょこブログに残しているので、それらを通じての心境の変化などを綴ろうかと思います。


僕の心の中にある"大好き"のうち、最も眩い光を放っているのがLiella!というグループで、その輝きは2023年の始まりから今日に至るまで、衰えることを知らず、益々強さを増しています。それは、参加したイベントを見ると分かりやすいですね。でも、実はこれがすごく嬉しくて。
僕は、まあそこそこ飽き性で、何をやるにもなかなか長続きしないことも多いんですよね。おそらくなんですけど、自分の歩幅がどうしても狭くて、アーティストさんやコンテンツの前進に比べて、なんとなく置いて行かれてしまったように感じるからなのかなあ、なんて思っています。
で、普通はそこで追いかけるのを辞めてしまうパターンが多いわけですが、Liella!に対してはそうはならなかった。それは何故だろうと考えてみたのですが、一番はとにかく困難に立ち向かう彼女たちの姿が、僕の心を掴んで離さなかったからなのだろうと思います。

5人から始まり、9人、11人へと人数が増えていく。この過程に、僕に見えているだけでも数々の困難があったことは間違いないし、その裏には更に何倍もの苦悩や挫折があったであろうことは想像に難くありません。
そして、それが溢れ出てしまったのが3rdライブツアー埼玉公演Day2のMCでしょう。あれは"伝説のMC"と揶揄されることもありますが、僕はあれを笑い事にはしたくない。
勿論、今となってはキャストさん自身がそういうネタのように話すこともあるわけですから、「そんな風に言うな!」と誰かに強制するものではなく、あくまで僕個人では、というお話です。
結局のところ、あのMCこそが、僕が今の状態までLiella!というグループを好きになった最大の理由なんですよね。
"アイドルは人を笑顔にさせる仕事だ"と、かつて偉大なる矢澤にこ先輩は言いました。それはきっとその通りで、実際普段僕は彼女たちから、数え切れない程の笑顔をもらっています。じゃあ、あのMCで僕が笑顔になれたのかというと、あの瞬間においてはそうじゃありません。
そのことをもしかしたら彼女たちは悔やんでいるのかもしれませんが、でも僕はむしろそれこそがライブにおけるMCの大きな役割ではないかと勝手に思っています。
お互いの感情をぶつけ合って、それを共有しながら全力で楽しむ。そういうことが出来るのが、ライブの良さかなって。"会場の一体感"というものは、そういうところから生み出されるんじゃないかなあ、と思っています。
ちょっと脱線しましたが、あのMCを聞いて、Liella!が大好きだという気持ちは、さらに一段階上へと上がったんです。

そこから、"大好き"という気持ちを隠さず言葉にするよう努めています。こうやってブログを書き始めたのもその一環です。あとはファンレターを出したりとか。
SNSだと、全く関係ない戯言や、あまり褒められたものではない発言もしてしまう、というのもありますが。
僕はどちらかというと細々と自分が楽しめればいいや、くらいの感覚なので、誰かと直接感想や意見を共有する機会は少なくて。でも、この胸に生まれた言葉や想いは紛れもなく本物なわけだから、心の内で見殺しにしてしまうのは忍びなかった。そうしているうちに、万が一にもご本人たちに届けば御の字という感じですかね。

さて、そんな流れでLiella!のことが更に大好きになったわけですが、今年はそれに加えて、「その中でも特にこの人が好きだ!」という想いに気が付くことが出来た年でもありました。
それが、桜小路きな子ちゃん役の鈴原希実さんですね。これもきっかけは3rdライブツアーのMCです。
彼女、すごくネガティブなんです。本当は心の中に、誰にも負けないくらい熱い気持ちを持っていて、その結果きな子ちゃん役を掴み取ったにも関わらず、それを最初はまだ素直に受け入れられていなかったみたいです。
実際、「私で大丈夫かな」というような発言が度々口をついていたように思います。
でも、実は彼女は案外難しいことをやってのける子で。それは何かというと、自分の弱さを他人にさらけ出すことです。

ここで一つ懺悔を。
正直、のんちゃんが初めて生放送に出演した時、僕は勝手ながらとても心配してしまいました。「この子…大丈夫かな…?」って思ってしまったんです。
でも、Liella!というグループは好きだし、変わらず応援もしていきたいから、万が一にも誰かの心が折れてしまうことはあってはならないと思って、2期生の中では密かに注目する一人となりました。あまり良い動機ではありませんよね。
勿論、今はこんな考えはありませんし(というか、昨今の活動を見るとこんな気持ちは抱けない)、それがとても失礼なことだったとは理解しています。でも、そう思ってしまうくらい、当時ののんちゃんは自分に自信を持てない子だと映ったんです。

話を戻して、そんな彼女の初めてのナンバリングライブが3rdライブツアーだったわけです。
その際も、やはり同じような心境を語る場面が多くありました。でも、ツアーが進むうちに、間違いなく変化が見られたんです。それと同時に分かりました。彼女、実はすごく強い子だったんですよね。
だって、普通ああいう場でネガティブなことって、思っていたとしても言いにくいじゃないですか。それでも、彼女はそれを自分の言葉で言い切れる。
そうやって紡がれる言葉は、実は僕もすごく共感出来るもので、僕にとっての最大のエールとなって心に響きました。
彼女は、ただ単にネガティブで暗い子ではなく、自分の弱さを他人にさらけ出した上で、それをもとに僕らを応援してくれる強さと優しさを持った子だったんです。それに気が付いた時から、どんどん引き込まれていきました。

今年一年だけで、何度も救われました、本当に。助けになりたいな、って思っていたはずが逆の立場になっていましたね。
特に4thライブツアーはもう…ほんまに…
4thライブツアーは幸い、3都市のDay1に現地参加することが出来たおかげで、『ビギナーズRock!!』を毎回見られたのですが、目に見える成長を目の当たりにして、本当に泣きそうでした。
MCの内容にも、これまでより更に成長したのんちゃんの内面が押し出されていて、なんだかもう親みたいな気持ちで見守っていたのを覚えています。
この辺りで、のんちゃんへの"大好き"はもう留まることを知らないくらいに大きくなっていきましたね。

そういう気持ちを少しだけでもお返ししたくて、4thライブツアーでは、3都市それぞれで、きな子ちゃん・のんちゃん宛のフラスタ企画に協賛しました。
3rdライブツアー埼玉公演で初めて協賛したのですが、企画を進めてくださる方や他の協賛者の方々の愛に溢れていて、すごく良い企画だなと思っています。「これだけの人が応援しているんだよ!」ということが視覚的にも伝わりやすいのも良いですね。
これはそのうち自分でも贈りたいなと考えていて、今は色々と調べているところです。

千葉公演
愛知公演
東京公演


さて、そんな感じでLiella!大好きおじさんの顔つきをしているわけですが、今の僕にはもう一つの心の支えになっているものがあって、それが蓮ノ空です。
ラブライブ!シリーズにおいて、2023年で最も飛躍したのが蓮ノ空でしょう(というか、2023年にスタートしているから当たり前だ)。
特に異次元フェス以降、活動記録の展開も相まって、今とんでもなく盛り上がっています。

かくいう僕がどっぷりハマったのは、それこそ10月の1stライブツアー福岡公演がきっかけです。まあ、楽曲自体は元々すごく好みだったのですが、供給が多い分、逆に食指が伸びておらず。しかし、せっかく地元に来てくれるのだから、応援しに行こうと思い立って、両日参加しました。
結果、ものの見事に落ちました。ええ。

蓮ノ空と出会うまでは、言ってしまえば"何でもない日"だった日ですら、大きな意味を持つようになりました。それは、例えばWith×MEETSだとか、月一回のFes×LIVEだとか、そういう交流が日常的に起こることによって、"何でもない日"が"特別な日"になるんですよね。そして、それは"今"でしか出来ないことで、いつの日か終わってしまうからこそ、とりわけ尊く大切な時間となります。まさに今日も嬉しい報告を聞くことが出来ました。
当たり前すぎて忘れている感覚ですが、"今"って"今"しかないんですよね。次の瞬間には、もう"未来"は"過去"になっていて、取り返しはつかないんです。それを思い出させてくれたのが蓮ノ空でした。
でも、それって悲観することじゃなくて。"今"の大切さが分かることで、将来の"今"となる"未来"に思いを馳せることが出来ますし、それをより楽しくするために、"今"を頑張ろうと思えます。
思えば、ラブライブ!シリーズは最初からそうでしたよね。"限られた時間の中で、精一杯輝こうとする"、それこそがスクールアイドルなんです。僕が惹かれたものは、その輝き。ラブライブ!に出会ってから、かなりの年月が経ったこのタイミングで蓮ノ空に出会えたことは、原点を思い出すきっかけにもなりました。

イマはイマで昨日と違うよ
明日への途中じゃなく イマはイマだね

Aqours / 『WATER BLUE NEW WORLD』より

そういう気持ちが強くなっていく中で、今年を締めくくるライブが異次元フェスだったというのも、こう振り返ると運命だったのかな、とすら思います。
なにせ、μ'sと765ASの曲まで披露してくれたんですから。原点ですよ、原点。ドームですよ、ドーム。
異次元フェス以降、アイマスの曲も聴くようになったりと、単純にライブ体験としても良いものでした。
あと、のぼりが良かったなあ。先述したフラスタ同様に、沢山の方々の愛を感じるものばかりで、見ていて楽しいだけでなく、300本ののぼりがズラリと並ぶ光景は壮観でした。
東京ドームには初めて行きましたが、2階席まで埋め尽くされたペンライトによって、さながら宇宙の中にいるような感覚は唯一無二のものな気がします。
今回はアリーナ席には降りられませんでしたが、それはいつかこの場所でLiella!のワンマンライブが開催される時まで取っておくことにします。


というところで、2023年は本当に大切な思い出を幾つも作ることが出来た年となりました。でも、何より嬉しいのは、「ここで終わりじゃないな」と心の底から思えることです。
これからも応援をし続けたいし、もっともっと色々なことにも挑戦してみたい。応援の仕方に色々な種類があることも、この一年で分かりましたから。

Let's have a try!!
熱い気持ち TO BE CONTINUED

Liella! /『TO BE CONTINUED』より

きっとこの先には、まだ僕の知らない"楽しい未来"が待っているはず。その音色が少しだけ聴こえてきた、そんな一年でした。

最後に、今僕がこうやって"星"を追いかけられている、そのきっかけとなったあの場所で聴いた言葉で締めくくります。

やりたいことがどんどん増えるね
いいさ 欲張って両手を伸ばそうよ
夢が 夢を 呼ぶよ 無限に広がる

Liella! /『What a Wonderful Dream!!』より

来年もWhat a Wonderful Year!!
次は我が地元、福岡でお会いしましょう!お待ちしています!


年内ギリギリセーフ!

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