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2024年5月27日 泣いてクレソンを斬る
家庭菜園は、順調です。
きゅうりはなんと、第一号の実をつけ、
その実以外にも、たくさんの花をつけています。
その上、つるを貪欲に伸ばし、まだまだ上へ伸びていこうとしています。
隙あらば、次へと伸びる足場というか、つるの置き所をさがすため、
つるを伸ばし、漂わせています。
うちにきたきゅうりはやる気のあるきゅうりだったようです。
きゅうりの苗は200円しなかったと思いますから、
きゅうりを3本収穫で
2024年5月26日 運動習慣と金銭管理は関連してる?
久しぶりに2日続けて、ジムに行った後、
シャワーを浴びて昼寝をしたのですが、
筋肉痛で何度も目が覚めました。
身体が、むちゃくちゃ痛い…のです。
身体の表面ではなく、奥にある鈍い痛みです。
眠りが深まるたびに、体の痛みが浮上してきて、はっと覚醒します。
この痛みがなんなのか?、
ああ、そうだ、筋肉痛だ、
だから痛みがすぐ消えることはないのだと理解して、
また、眠りに落ちます。
波のように、眠気と痛
2024年5月25日 積読者の言い訳
本棚を眺めながら、本を少しばかり整理をしました。
置いたのは比較的最近ですが、その後また、本購入を再開したため、隙間という隙間に本が入りこんだ末期的本棚です。
当初はざっくりとしたジャンルわけをしていたのですが、最近では、ジャンルわけが成立しなくなってきた感があります。
悪癖のひとつなのですが、興味のある分野の本についての紹介が流れてくると、ものすごい勢いで購入しにいくか、オンラインで取り寄せをす
2024年5月24日 「生きている」店を残すには
カレンダーを見て驚きました。
「おいおいおい」と声が出ます。
なんたって、あと1週間もすれば、5月の末日です。
気づけば1年の半分にリーチがかかっているというわけです。
「月日は百代の過客にして、行き交う人もまた旅人なり」とはよく言ったものです。
昨年の今頃とは、ずいぶん変化した地点にいるような気分です。
自分も、他人も少しずつ、でも確実に変わって行っています。
この変化は止められないのだな、とい
2024年5月23日 虎の敷物
職場のお昼ご飯に、持参した昨夜の残り味噌汁を温めていたら、
「なんのスープですか」と若い人に聞かれました。
「昨夜の残りの味噌汁です」というと、衝撃を受けたような表情ののち、「味噌汁…」と呟いておられました。
(ちなみに味噌汁は、アルコール消毒した密封容器に注ぎ、冷蔵庫に入れておいたものです。常温保管はしておりませんのであしからず)
そのまま固まっておられるので、
「ただ残った味噌汁を捨てるのがし
2024年5月22日 友達はなるもの?つくるもの?
友達はなるものなのか、つくるものなのか問題。
SNSで話題になっていたので、自分なりに考えてみることにしました。
今日もまだまだ眠くて少しばかりぼんやりしているので、考え事にちょうど良いのです。
パッといくつかの投稿を見て感じたのは、「なる」が「成る」と記載されているのか「生る」と記載されているのかでもずいぶん印象が違う…ということです。
友達は果物のように「生る」とは思えないのですよね。どち
2024年5月19日 創作SF小説「痛み」
曇りの日特有の、黄みがかった灰色の光のもとに手をかざした。
血管が青く透けて見える。
ヨドバシは、小さく四角い窓から入ってくる光に手をかざしたまま、手指を伸ばしたり縮めたりしてみた。
軽く握ったり、広げてぴりっとした痛みはないが
じんわりとした違和感、ぼんやりとした痛みがある。
痛みはインクのようなものだとヨドバシは思う。
ショッキングピンクのインク。
インクはにじみ、広がり、混ざり、霧散して、ま
2024年5月18日 梅仕事の準備体操
ついに、スーパーに梅、青梅が並ぶ季節がやってきました。
本日スーパーに出かけた際に、青梅を見かけて、嬉しくなりました。
いよいよ梅仕事の季節の到来です!
初夏の楽しみといえば、ここ数年、梅仕事です。
仕事の合間を縫って、
昨年は梅シロップと梅干し、完熟梅のスパイス砂糖漬け、梅ダージリンなどを作りました。
今年の梅仕事はどれをするのか、昨年と同じ規模でするのかをそろそろ考えないといけません。
まだ店
2024年5月16日 苦手なことに取り組むコツ
子どもの頃は気づかなかったのですが、自分は相当な「いい格好しい」「格好つけたがり」だと思います。
人前で恥をかきたくないという気持ちが強いのです。
より正確に言えば、
「皆と同じようになりたい」とか「普通ぐらいには出来る人でいたい」という思いがあります。
「皆と同じ」とか「普通ぐらい」って
何だよ、どれくらいだよと自分でも突っ込みをいれてしまいますが、
詳細はわからないけれども、そう思ってしまいま
2024年5月15日 「秘密の古代ギリシャ、あるいは古代魔術史」 感想
古代ギリシャ研究家で古代ギリシャのお祭りを再現する「古代ギリシャナイト」を主催する藤村シシン先生の新作です。
藤村シシン先生との出会い
藤村シシン先生を知ったのは、その面白く古代ギリシャ熱に満ちたツイート(当時はTwitterだったので)からです。
そこから、ご本人が書かれているブログを読み、黒川巧魔術師との交流を読んで、胸を熱くしていました。
(お二人の関係性が大好きです。末長く、仲良く戦っ
2024年5月14日 三毛猫あるいは許容量(キャパシティ)
ここ数週間で、近所で、猫を見かけるようになりました。
庭がある家、生垣のある家から、そうっと出てくるところを見かけたのです。
植物が茂っているところをかき分けて、音もなく姿を現しました。
慎重な性格のようで、周囲をぐるりと見渡し、警戒を怠りません。
猫というのは、足音も、物音もあまりしないものなのだなぁと感心して眺めてしまいました。
いわゆる三毛猫と呼ばれる猫のようで、白と黒と茶が絶妙に混ざり合
2024年5月13日 家庭菜園は脳トレ?
夏野菜を植えようと思い至ったのは、4月でした。
そこから1ヶ月ほど経ちますので、野菜の経過観察を記録しておきたいと思います。
ゴールデンウィーク中までに、以下の作業を行いました。
①大葉の間引き
大葉は栽培キットを利用しています。
種を蒔いたところ、ちゃんと芽吹きました。
パッケージには発芽率6割と書いてあり、その宣伝文句通りかそれ以上の発芽率です。
双葉以外の葉も大きくなってきたので、指示
2024年5月12日 「あなたの知らない脳 意識は傍観者である」感想
「あなたの知らない脳 意識は傍観者である」早川書房 ディヴィッド・イーグルマン 訳:大田直子
をAudibleで聞き終えたので、その感想です。
この本は、「意識は傍観者である」というタイトルで出版され、改題して文庫化されたものです。
この本は、タイトルにもあるように、
人間はどこまで意識して行動を行っているのか、
もし、人間の行動が意識したものでないなら、その責任の所在はどこにあるのか、
というよ