会場選び

UNRIVALEDはマット上のグラップリングイベントである。
リングやケージではなく10m、もしくは8m四方のフラットなマットで行うという規定がある。
これは投技やサブミッションをシームレスにかつ美しく見せる為の基本的な演出でもある。
通常リングが6.5mサイズとすると2倍弱の床面積が必要となる。
さらに利便性、配信の為のネット環境、選手控室の有無、予算の兼ね合いなどを検討しなければならない。
会場側と事前に打ち合わせを行い、条件と合致するなら、改めて内覧を申し込む。
以下はプロ大会開催へ向けて、これまで内覧を重ねた会場の一覧だ。

天王洲

こちらは天王洲にあるスポーツブランド本社跡地。
倉庫風で無骨な雰囲気がUNRIVALEDのイメージに合致する。


天井高もあり、開放的。

控室から階段を降り、そのまま入場パフォーマンスが出来そう。

渋谷

渋谷区原宿にあるイベント会場。
可動式ステージや音響、照明設備も充実している。

巨大スクリーンは映像演出にも使えそう。
選手は両側のエントランスからステージに上がり入場する。

ラウンジやバーカウンターでは観客も休憩が出来そう。

選手用控室も充実している。

横浜

横浜のラジオ局ホール
こちらではプロレスのイベントも行われているとのこと。

スポットライトがマットを照らす。
座席を無くし、マットを柵で囲い観客がフリーで観戦出来るスタイルも良いかもしれない。

選手控室は別フロアの会議室を改装して使用することになりそう。

とにかく演出にこだわるUNRIVALED

広さ、環境、価格、雰囲気、どの条件も満たした会場選定をしなければならない。
特に演出にこだわるとなれば、照明設備が重要になる。
また開放感を演出するならば、広大な床面積や天井高が必要となる。
雰囲気や予算を鑑みるならば、廃墟や無人島での開催も検討するが、配信の為のネット環境やトイレや控室、電源の問題も発生する。
会場選びはゴールの無い迷路のようなものだ。