「職業」という価値観

働き方、稼ぎ方は常に変化しているが、人の考え方は変化しているのだろうか？

私は「していない」と感じる。

人気職業ランキングに、ユーチューバーが入るようになってだいぶ経つが、今でも偏見の目で見られる。コロナ禍で、「17ライブ」などの配信系コンテンツが流行り、オフラインで活躍できないキャバ嬢やホストが荒稼ぎしたが、巷の声は冷ややかだ。「プライドはないのか？」「恥ずかしくないのか？」とくだらない言葉ばかり浴びせられる。
サラリーマンが稼げない額を稼いでいるにもかかわらず、世の中の声は厳しいものばかり。
では、働き方改革で残業が出来なくなり、平均収入が下がった彼らは何で稼ぐのだろうか？
「副業」が推奨されている時代に彼らは時給でバイトをするのか？

そんな不器用な生き方をしたいと思うか？

働き方が変わった現代の新しい価値観は、稼げたものが「正義」で、従来の価値観に押しつぶされて稼げず、ユーチューバーやライバーを馬鹿にするだけの人種は「悪」であり、新時代の「障害」になる。
新卒で入社して、定年まで働く生き方に意味はなく、自分の成長の為に会社を変え続ける生き方が賞賛される。プライベートを捨てて、一生懸命会社に貢献して掴む年収1000万より、「本業」という保険をかけて定時に退社し、「副業」で好きなことをやって掴む年収1000万円が評価される時代に、あなたは何を掴みたい？

好きな事で生きていく。
会社という狭いコミュニティを捨てて、広いコミュニティで生きる時代。

もし、あなたの周りに新時代の生き方を馬鹿にする人がいるなら、その人はいずれ死に絶えるので、今のうちに救済をするか切り捨てるか選ばなければいけない。

「社会」は「自然」と同じである。

「変化」できないものは「絶滅」する。
生き方を選べ、「変化」を恐れるな…