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連鎖記憶と奥様は魔女

BS松竹東急で「奥様は魔女」を毎日放送している。ダーリン・スティーブンスはまだ初代のディック・ヨークが演じている。
登場人物で役者が複数存在するのは、レギュラーのダーリン・スティーブンスとお向かいのグラディスさんの2人であったように記憶しているね。
 
初代が「ディック・ヨーク」で二代目が「ディック・サージャント」前者の降板理由は、1950年代〜60年代の西部劇TV&映画全盛の頃に主演級、もしくは準主役級の出演時に落馬して腰を痛め、それを原因とするヘルニアに悩まされて、それらの治療薬による薬物依存のため降板したと聞くね。
その後任の「ディック・サージャント」も映画俳優で、あたしが知っている作品では「ペチコート作戦・ピンクの潜水艦」に登場してきていたね。
 
それはさておいて、
奥様は魔女が放送されたのは1960年代の中盤くらいだろうかなぁ?あたしの記憶にあるのは、その番組そのものよりもスポンサーCMなのね。この番組が始まる直前CMが『大丸』(当時の呼称として大丸百貨店)のCMでね。BGMがフルオーケストラの民謡『お江戸日本橋』、もんのすごい重厚な音にあわせて大丸のフロアー内が映し出されていてね、幼心にすごく怖い音に聞こえたのだけれど、それを越えないと『奥様は魔女』を見ることができなかったので、我慢したのよねぇ。
んで当時の大丸のロゴが、今のものではなく「◯に大」のいかにも老舗というものだった。
ただあたしの頭の中には「こんな怖いような音を出す『だいまる』ってなんなのだろう?」と『大丸(だいまる)』というword音だけが頭の中に存在していたね。

その『大丸(だいまる)』と同じ音でTVに出てきていたのが、当時「中田ダイマル・ラケット」という漫才コンビがいて、頭の中にどういうわけか「中田ダイマル・ラケット」と「大丸百貨店」がくっついている。
(中田ダイマル・ラケットの孫弟子が中田カウス・ボタンなのね)
 
どうもあたしの頭は、遠い昔から何かしらの連鎖記憶で構成されていて、何かの曲を聞いていて、その中の歌詞から何かのキーワードとして単語を手に入れると連鎖をはじめちゃうので、その曲が全く蔑ろになってしまってね。こまっちゃうのよねぇ。
 
だから頭の中はいつもごちゃごちゃしているわけでしてね。
キーワード捕まえると、すっとんでしまうんだな。まぁ〜しょ〜がないね。

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