見出し画像

車の中で聴くのは・・・

通勤に自家用車で1時間かかるあたしです。まぁその1時間英会話系のものも流しっぱなしにしてみたり、古典落語流してみたり、jazz、クラシック、アイドル系も流してみたり、TV、DVDも映りますからとは思えどさすがに集中出来ないし危ないので推奨できませんが、TVの方が音声だけでもラジオよりもわかりやすいということはわかったね。

TVは視聴者が「ながら視聴」をしているということを前提にしている・・・というよりこちら側が映像を頭に置いているので、音声だけでもある程度頭の中で映像を作り出して許容しているのだろうかね。

まぁそれとFM放送そのものが面白くなくなったのかな。AMはもっと聴かないけれどね。

あたしの車のナビはApple carplayが生まれる前のものだからそれに対応はしていないけれど、bluetoothで音声連動して、例えば「星野源をシャッフルで聞かせて」というと、Apple Oneに契約してあるのでiPhoneと連動してSiriがあ〜だこ〜だと能書き垂れて曲を再生してくれる。古典落語から最新の楽曲から、「あさのピアノ聴かせて」とてきとうお任せセレクトにも対応してくれるので、おもしろかったけれどそれらも段々と固定してくるのねぇ。

昨今楽しんでいるのが、iPhoneのアプリで「ことせかい」というテキスト読み上げソフトがあって、これにWebの「小説家になろう」から気に入った作品をダウンロードして読み上げさせて聴いている。
最近では「異世界食堂」「異世界居酒屋のぶ」「聖女の魔力は万能です」「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~」

まぁだいたいアニメ化されている作品の全編なので、多少の脚本上の設定は許容範囲として許容できるのね。

これらを読ませてナビと連動させている。作品としての質が高いのだろうね。聞いていてやはり頭に映像が浮かぶ。

実は、聞くに耐えうる作品を探し出すのが苦労でね。「小説家になろう」から話数が多い作品&タイトルに興味を引くものを選び出して、ダウンロードして読んでみると、これ文章構成から考え直した方が良くないか?というような作品がやったらと出てくる。

例えば一例を示すとシチュエーション、プロットが同じで客は一名。舞台である店にやってくるにあたってその人物の思考は、ナレーターの声として書き出せば良いだろうに、全て会話文の「 」で括られている。つまり独り言を路上でくっちゃべっていて、店に入ってきてのやりとりはどれも同じで、飲食店なので頼む品が異なる。
その品が出てきて視点が「 」。味の表現等がまた「 」。一人で飲食店、その店を見つけて店の入り口の状態、店内の状況、料理の状況まで「 」になっていて、これがね客が二人連れとかで店を探しながらとか、複数の人間で料理を見て食べてというのであれば、食事の会話で成り立つけれど、正直声を出して独り言言いながらという状態なのよね。
これがね、TVとしてあの「孤独のグルメ」の設定であれば成り立つのよね。
でもねこの小説形式の作品で、この設定で200話以上は飽きる。200は言ってみれば料理数。

これを音声読み上げさせるとイライラしてくるのね。「お前裏通り歩いていて『最近評判のお店はここですね』『店構えもいいですねぇ』とたった一人で歩きながらしゃべってんじゃね〜よ。」となっちゃうのね。

だから読み上げさせる本の作品には悩むのよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?