JKにモーニングコール(500円/1回)してもらった
これは、私とJKの物語である。
前置き
朝は眠い。冬の朝はすこぶる眠いので、iphoneのアラームを2分刻みに10回くらい設定するだけでは飽き足らず小学校1年生の頃から現役のこらしょさんに
「おはようう!おきてえ!いっちにいいのさあああん!!」
と自分を鼓舞してもらって初めてオフトゥン這い出る事ができる。
「朝の目覚めを如何にして快適にするか。」
これは、前日の夜に早く寝る意外でソリューションが存在しない全人類が立ち向かうべき大きな課題であり、リーマン予想を証明しようが、全宇宙の謎を解こうが、まったくもって解決されない超がつくほどの難題であることはここでみなさまとコンセンサスを結びたい次第である。
しかし、世の中のメンズ限定ではあるものの、超難題のソリューションがインターネッツには落ちていた。インターネッツは宇宙よりも深い。その名も「JKMorning」
LPのトップには動画が差し込まれている。
世界一の目覚め。
ママに起こされるのはもうこりごり。
JKMorningは、憂鬱になりがちな朝の目覚めを女子高生の声と会話で快適な目覚めに変えます。
どうやら、朝指定の時間にJKが電話をして起こしてくれるというサービスのようだ。
男子校出身の私はJKに起こされるのは初体験だ。ワクワクしますね!(※決してJK信者ではないです)
JKを予約してみる
意を決して私は朝の目覚めをJKにアウトソーシングすることにした。それにしてもJKを予約するという行為はイケないことをしているようで、感慨深い。
JKの予約をするには新規会員登録が必要なようだ。
こちらがQ&Aページ。JKを在庫と書いてあることに収益性を感じる。
こちらがダッシュボード。チケットを買い、JKを予約。
どうやらプランは色々とある。なぜ3ヶ月プランが強調されているのだろうか。3ヶ月に一度JKが入れ替わるのだろうか。冷静にお試しプランを購入。
買ったチケットを元手にJKからのモーニングコールを予約。1コールあたり200円ほどがJKに入る計算として、1日15,6本ほどを毎朝(30日)コールすると...悪くない稼ぎである。
本来は5:45に起きているが、せっかくなのでこの日は7:20に起きることにする。
どんなテイストで掛かってくるのだろうか。ちょっと生意気な妹系JKから元気ハツラツな「起きて!」を食らうのだろうか。どうなのかしら!!!と妄想を膨らませ、当日を待った。(※決してJK信者ではないです)
JKからの電話
JKに起こしてもらえる当日は運の悪いことに39度の高熱が出ていた。もちろん会社も休む。7時には目が覚めており、20分起きたまま携帯を眺めていた。とりあえず楽しみなのでこのまま待つことに。
ただ、ここで思った。JKは私を起こそうと電話をしてくれる。きっとこの仕事にやりがいマックスなのだろう。まさか今か今かと目を開かせてオッサンがモーニングコールを待っていると知ったら、彼女はひどく落胆するのではないか。はて、どんなスタンスでJKを出迎えるべきなのか。
そうこうしているうちに7:19になり、7:20になると同時に電話が来た。非通知である。
ぼく「あ、もすもす(眠い演技)」
JK「おはようございまシュ (高い声)」
明らかなロリアニメ声だった。全然生意気妹系ではなく、いわゆる真面目系で控えめじゃないか。
声質から、身長は148cmくらいの高校2年生で図書委員な女子高生であることは容易に想像できた。
ちなみにちょっとオカンの裏声に似ている。
ぼく「あ...ああ、JKですね」
JK「そうでシュ」
JK「起きれそうでしゅか?」
ぼく「起きれそうでしゅ」
JK「よかったあ」
JK「ごにょごにょ?」
ぼく「えっと...なんとおっしゃいました?よくきこえず汗」
JK「ごにょごにょ?」
ぼく「あ...会社の準備始めますね」
JK「へ...ごめんなさあい..(微笑)」
こうして私の初JKは幕を下ろした。あまりのイモっぷりにJKにも苦笑され、惨敗である。3分ほどある会話時間はなんと30秒も持たずに終わった。
こうして自己肯定感は最底辺まで落ち、持ってすらないオスのプライドは砕かれ、次の日も会社を休むことになるのであった。これは、私とJKだけの物語であった。
さいごに
JKMorning、みなさんもぜひお試しあれ。
開発者のインタビューがありました(女性のお客さんも全体の10%いるそうな)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?