LEDバルブの落とし穴?

愛車のポジショニング・ランプ(スモールランプ)のバルブを社外品のLEDにしている。
ずっと問題なかったのに、壊してしまった。
きっかけは、東名のロングドライブだった。季節は真冬で、時間帯はほぼ夜だったとは言え、新東名では100km/hを越える高速区間も長かった。登坂も下り坂もある。すると折り返して帰路、休憩のためにSAで停まったとき、気付くとLEDバルブが何故か点滅する症状を見せるようになり、2週間ほど経って、ついに全く点かなくなってしまった。この事から、原因は何だろうか。

エンジンの熱にヤラレたのではないか。
半導体がそもそも熱に弱い事は常識だ。真空管や電球が平気な程度の熱でも、トランジスタやダイオードは割とあっさり、逝ってしまう。
勿論、商品だから対策はされている。
主に、発熱を抑える事と、冷却フィンやファンによる放熱、そういう対策。

でもこの対策だと、LEDが自ら発する熱には有効でも、そばにある別の熱源に晒される状況に対しては、無効だ。冷却フィンなんか、下手すりゃ逆に外部の熱を集めて半導体素子の方へ熱を誘導してしまう。
とにかく、クルマの純正バルブが電球なら、左程、遮熱には神経を使った設計になっていないだろう。そこに社外品のLEDバルブを持ってきたのだから。。熱設計が破綻しても、そんなに不思議ではない。

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