推敲栽培

認めて見返し我に返るとき破り捨てたくなるその気持ち

たくさんの紙切れ達が山になりされど新たな紙を取り出す

何度でも恥辱を通り過ぎていきそこに新たな嬉々を見出す

喝采かはたまたそれは嘲笑かどちらにしても開かされた目

人の目に止まったまさに瞬間に独房の中に光が挿す

書き切ったそのひとしおの感動が次の筆へと僕を動かす

推敲を繰り返して続けている僕なりの作品の栽培

#短歌
#螢煌

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