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No,12『異世界ならニートが働くと思った? エルフの姫を奴隷にして世界を支配させます。』

新刊は新刊で買うんだけれど、ブックオフの安価なディグはこれはこれでやめられないわけで。
今日も27冊買ってきちゃいまして、その中で一気読みしちゃった1冊です。

あらすじ

≪森霊族(エルフ)≫の姫・ティファリシアによって異世界≪万象の楽園(アクアテラリウム)≫に召喚された天才ニート詐術師・崩喰(ほうばみ)レイジは、同じように喚び出された歴史上の偉人 ー ≪英雄≫たちと戦う≪英雄戦争≫への参加を求められるが ー
「ニートを異世界に喚び出すとかどういう了見なわけ? 馬鹿なの? 死ぬの?」
持ち前の機転と詐術で主人であるティファリシアとの主従関係を逆転。最高のニート環境を作るため、ティファリシアに世界を統一させることに ー ⁉︎
異世界ならニートが働くと思った? 最強ニートによる働かない英雄譚、堂々開幕!

読書記録

登場キャラクターは少ないのですが、感情の表現がとてもうまく、疲れることなくスラスラと読むことができました。

途中途中でセリフが「」のところと“”のところがあり、最初は少し戸惑いましたが、キャラクターの読み分けはしやすかったので、読みにくく感じることはありませんでした。

キャラクターが少ない中にも純朴ツンデレなティファリシアに、純粋ゆえに危なっかしいレウにと、対比するような見どころがありわくわくしたのも読み進む手が止まらなかったポイントです。

全体的に知略的なレイジの強キャラっぷりが清々しい作品で、ジャンルは少し違うのですが、同じMF文庫J発刊の『ノーゲーム・ノーライフ』に似ているように感じてしまったところがありました。
とはいえ、本作はラブコメ的要素というか、ハーレム的要素もあるので、作品性としては結構かけ離れていて、個人的には本作の方が好きかなという印象です。

タイトルが気になって偶然手に取った作品ですが、好感触でかなりサクッと読めたので、次は書店でぜひ続刊を探してみたいと思います。

おススメ度

爆笑 ★★☆☆☆
恋愛 ★★☆☆☆
友情 ★★☆☆☆
感動 ★★☆☆☆

#うののラノベ読書記録
#ライトノベル

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