サイタマポエトリーフェス

日付が変わって昨日になってしまいましたが、埼玉県は狭山市で開かれたサイタマポエトリーフェスに参加してきました。

去年参加して以来1年ぶりのサイタマポエトリーフェス、コロナ禍でイベントに参加できていなかった自分にとっては実に10カ月ほどぶりの現場イベントとなりました。

台風のせいもあってあいにくの雨模様の中、会場へたどり着くと懐かしい顔ぶれ。
主催のiidabiiさんに挨拶して入るとすぐうめda詩学さんや伊藤晋毅さん、MI'zさんの姿。
徐々によ〜かんさんなども合流し、開会前から久々の会話に花が咲きました。

諸注意のあとはiidabiiさんのパフォーマンス。
熱意というかなんというか、バイブスは尖っているんだけどその言葉はとても優しいんです。
その絶妙な温度加減が人々を惹きつけてやまない氏の魅力なのではないかと思いました。

オープンマイク第一部は3人。
里枝さんの回帰から始まり、石渡紀美さんの柔らかな詩に抱擁され、EDGEさんの迫真のポエトリー。
石渡さんの存在のパン屋さん?の話がテーマは深くて一見固く感じそうなのに温かい言葉の数々でその世界にすごく引き込まれました。

ゲスト1人目は猫道さん。
コロナ禍に感じた世の中ポエッツ。
Get Wild退勤のワードは初耳だったし、他にもインパクトの連続で、ボディランゲージも含め圧巻のパフォーマンスでした!

オープンマイク第二部。
吉村政信さんはその独特な世界観で染め上げて6分ぴったりにパフォーマンスを完成させるクオリティ。
久々の舟虫さんの朗読に、初参加という上田丘さん。
みよおじ愛巳さんのアカペラカバーによる河井英里・シャ リオン、初めて聴く曲ながらその世界に取り込まれました。
斎藤木馬さんの人情ポエトリーに公社流体力学さんのノンストップギャグインパクトで二部が締まりました。
2番目に参加した自分はといえば、久々の舞台に緊張して手の震えが止まらなかったり。
KSJまでに練習を積まないとですね…。

ゲスト2人目はラッパーの晋平太さん。
最近ではYouTubeもやっている、言わずと知れた日本の近代ラップシーンにおける超有名人。
HIPHOP愛がミシミシと伝わってくるアツいライブでした。

オープンマイク第三部は三木悠莉さんから。
日本制覇の経験もあるラップの伝導者のあとに続くポエトリーのクイーン、毎度のことながら圧巻のパフォーマンスでした。
その後にうめda詩学さんのアカペララップに梅澤妃美さんの艶やかなパフォーマンス。
もるたパンさんによるiidabiiさんのパフォーマンスに見たワインのテイストリーディング。
飯能愛の詰まった小久保達さんの声に、またも地元愛あるよ〜かんさんのリーディング。
颯爽と響くサンシ・モンさんで三部が終わりました。

第四部は生命を叫ぶ林明乎さんから始まり、加害の醜態と抗議を詠う奥主榮さん、コロナ禍でも戦うTASKEさんと続きます。
当日エントリーのMI'zさんによるピース溢れるみんなへの感謝と愛。
より洗練された伊藤さんのパフォーマンスで全エントリー者がステージを終えました。

そして最後のゲスト、宮尾節子さん。
詩集・女に聞けからの出典を中心に、いじめの話や悪意の話、人間の汚い部分を暴いて嗜めるようで、必ずしも自分が白ではないことを考えさせられる時間でした。

パフォーマンスについてはこんな感じですが、今回のイベントはステージだけでなく休憩時間なども色々なものを得れました。

まず、戦利品?として石渡さんの詩集、ポストカード。
前回も買った石渡さんの新作詩集は楽しみだし、ポストカードは実際にお手紙を送れるそうで、ちょこっとお話を聞いたので荒木田姉さんにでも手紙を書きたいなって思いました。

そして里枝さんから頂いた月の未明。
普段リーディングのイベントにしかほぼいない自分としては、テキストの詩人さんの作品に触れられるのは非常にありがたいことです。

そして色々な方からの温かい言葉。
石渡さんから作品の雰囲気を褒めて頂けたり、帰り道ご一緒した愛巳さんに色々な相談を訊いて頂けたり。

夕飯を食べながらケンタロウさん、よ〜かんさん、愛巳さんと色々な意見を交えられたのも楽しかったです。

色々なことがありましたが、やはり現場のイベントは楽しい!
これからKSJも開催されますが、今後もより一層詩作と詩の交流を楽しめたらと思いました!

#日記
#サイタマポエトリーフェス
#ポエトリー

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