2023年ライブ備忘録その24 怒髪天 at 福岡 LIVEHOUSE CB 2023/06/04

怒髪天「more-AA-janaica TOUR ~もうええじゃないか、もう~」へ行きました。
怒髪天のワンマンはファッキンコロちゃんワールドになるギリギリの沖縄2days以来。
よくよく考えたらそのライブから1年半ライブがなかったんだよなぁ...
怒髪天は昨年のアラバキとピロウズとのスプリットで観ることができて嬉しかったなぁと改めて思う。
そしてようやく3年ぶりにワンマンを観るもんだから思いも募ってるよ。

オープニングSE「男祭」を聴くと心が踊る。
メンバーが登場して楽器をジャーン!と鳴らして増子さんの「よくきたぁっ!」が。
何回も経験してても観る度にやっぱこれだよなぁっ!ってなる。
これはもう怒髪天の様式美だな。
ライブはとにかく全力なのが魅力的で熱く泥臭く真っ直ぐなのが怒髪天の良さというか凄さなんだよね。
メンバーの熱が伝わって相乗効果で客席も熱くなってくるんだよ。
斜め前に涙を流してる30~40歳くらいの男性がいてさ。
そうだよなぁ、そうなるよなぁ、って思ったんだよね。
あの熱さにやられて心が奮えないワケないじゃないかよっていうかさ。
増子さんの全力を観るとなにがなんでも生きないとなって思うし生きてライブに行こうと思うんだよ。
怒髪天に出会った中学生の頃よりも歳を重ねて仕事するようになって大人になった今の方がグッとくるんだな。
増子さんの言葉はリアリティがあるんだよ。
増子さんだけじゃなく友康さんもシミさんも坂さんもリアルなんだよ。
生きるって簡単なことじゃないんだけど生きようと思える理由があるからがんばれるよなぁってライブを観て感じました。
福岡への思いを語るMCも素敵だった。
やっぱり福岡ってのはロックンロールシティなんだな。

セトリ

アンコールなし2時間のどストレートすぎるストロングスタイルなライブに痺れたなぁ。
「オトナノススメ」でユーモアに生きる大人の姿を見せてもらった中学生時代とは比べもんにならないくらい沁みてる。
「HONKAI」「たからもの」「はじまりのブーツ」「ジャカジャーン!ブンブン!ドンドコ!イェー!」は熱くて真っ直ぐで泥臭くてダサいかもしんないけど聴いてたら涙が出るくらい美しいんだよ。
自分より遥かに歳上の4人がこんなに汗かいてがむしゃらにライブしてるんだから、必死に生きて自信を持って会いに行きたいって思える。
間違いなくライブが生きる活力になってるんだよなぁ。
本当にオトナはサイコー!って思わせてくれる怒髪天はサイコー!!!

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