2023年ライブ備忘録その7 ブラフ団 at 那覇Output 2023/03/15

BRAHMANのTOSHI-LOWさんとKOHKIさん、憂歌団の内田勘太郎さんからなるユニット「ブラフ団」のライブ。
ド平日のライブは定時で退勤できれば開演時間に間に合うからチケットを買ってた。
仕事終わりにガンダッシュして向かったけど開演には間に合わなかった。
こういう時の残業ほど腹立たしいものはないんだよなぁ。

ライブハウスに着くとMCをしてるとこだったので3曲くらい聴き逃したかもしんない。。
MC後にRCサクセション「キモちE」のカバーが聴けた。
ってきり憂歌団とBRAHMANの曲をやるのかと思っていたので驚いた。
けれど好きな曲だから嬉しかったな。
カバーでいうと他にもラフィン・ノーズ「GET THE GLORY」やソウル・フラワー・ユニオンとHEATWAVEの「満月の夕」などをやっていた。

キモちE

ユーモアがあってカッコいい曲だよなぁ。

GET THE GLORY

アコースティックだったとしてもOi!Oi!したくなりますよね。
やっぱり良い曲はどんなスタイルでも良くなるんだな。

満月の夕

この曲を沖縄で聴けたこととこの曲がリリースされた1995年生まれであることもありグッとくるものがあった。

憂歌団の曲は「おそうじオバチャン」や「胸が痛い」などをやってた。
それとMCで勘太郎さんが沖縄に30年ほど前から移住してるという話を聞いて驚いた。
3年前に観た怒髪天のアコースティック&トークライブ沖縄公演のゲストに勘太郎さんが来てた謎が解けた。
なぜ沖縄のゲストに勘太郎さんなんだろうと疑問に思ってたんだよな。

おそうじオバチャン

TOSHI-LOWさんの「この歌詞は今だとコンプライアンスにバンバン引っかかるね。」に対して勘太郎さんが「当時もアウトだったよ。放送禁止にされたからね。」と仰ってた。
それにTOSHI-LOWさんが「当時の倫理観でもダメな歌詞なんすね笑」と返してて笑った。

胸が痛い

失恋の歌なんだろうけど歌詞の「お前」を家族、恋人、友人、故郷に置き換えるとなんとも言えない切なさが去来する。

BRAHMANの曲からは「鼎の問」や「今夜」などを演奏していた。
アコースティックで聴くとより言葉の重みが伝わってくる。
震災の度にいち早くアクションを起こし復興支援を行い今も続けているBRAHMANだからこそ歌詞に説得力がある。

鼎の問

震災地の復興に対して綺麗事や理想を語るのではなく同時代に生きる僕自身が当事者としてどう向き合い行動するのか考えなきゃいけないと思わされた。

今夜

生きてることは当たり前ではないし大切な人がいたり故郷や帰る場所があることは幸せで特別なんだと思う。
日々の暮らしはしんどいことの方が多いんだけど大切な人たちとの何気ないやり取りを大事にしてたら小さな幸せというものが増えたりしていくのかなと感じる。

笑ったり考えさせられたり胸が熱くなったりハッと気づかされたりする素敵なライブでした。

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