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汚れるくらい、遊ばれろ。〜ふなっしーパーク訪問記

2021.7.2。
南船橋、船橋オートレース場跡地周辺に開発中だった、三井不動産のロジスティクスパーク「MFLPⅢ」。こちらが完成し、この日、一般公開となりました。8年間の再開発。その緑地公園部分のメインは「ふなっしーパーク」。
名前のとおり、ふなっしーの遊具を据えた幼児・児童向けの公園です。

千葉日報「ららぽーと隣に完成 大規模物流倉庫「MFLP船橋III」 緑地開放、ふなっしー遊具も 三井不動産(千葉日報オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4258a8fadc88877cd47373111b279ea721b3553

●MFLPⅢの竣工について
(三井不動産ニュースリリース)

船橋市「非公認」キャラクターなのに、船橋の顔としてこうして公園になる。2012年にキャラクター活動を始めたふなっしー、来年は10周年なのですが、このパークオープンはいいエポックになったなあと思います。

船橋オートレース場があったころは、ふなっしーも何度もイベントに呼んでいただいていて、私も二度、遊びに行ったことがあります。もうとてもふなっしーのそばには寄れないころでしたが、それ以前は写真を撮ったり話したりもできる、フランクな現場だったそうで、思い出がたくさんある方もいるようです。
そんな場所に自分の名前が冠された公園ができるという、このふなっしーの持つ完璧なストーリー性たるや! 感慨深いですね。
(ふなっしー曰く、狙ってやってきたわけじゃない、そうで、またその縁の結ばれていく様がいいんだなあ…)

梅雨の最中のオープンで当日は大雨、さらにこのCOVID19禍でセレモニーがあるでもなくそっと開園したわけてすが、その後2週間ほど、梨友さん達が絶えず訪れ、その様子や遊ぶ家族連れの様子をSNS上でたくさん報告してくれています。

私もようやく、この日曜日に訪れることができました。

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この日は暑いけど、気圧の谷なのか、ものすごく風があって海風が入り込んでとても心地よい日でした。助かったー。
家族連れやサッカーの練習帰りかな?男の子達がたくさん、遊具で遊んでました。

ふなっしーパークそのものは芝生も土もない、最近よくある柔らかい下地なんですが、周辺の植樹量は多く、数年後にはなかなかの緑地になるのではないでしょうか。それを見込んでか、屋根のあるベンチは一箇所だけでした。
温暖化解消のための緑地化も意識された公園だと思います(SDGsってやつですな)。

子どもたちは当たり前だけど立像そのものにはほぼ興味なし(笑) 
遊具でめちゃくちゃ遊んでた。遊びやすい遊具なんだなーとも思いました。滑り台、人気。
跳ねる椅子にもなんだかんだでみんな座ってた。

立像はつるつるするので登る子はさすがにいませんでした。汚れも立像はほぼなし。遊具には少しずつ傷がつきはじめてましたが、むしろそれって名誉というか勲章じゃないか、と思いました。

汚れたり壊されたりすることに過敏になる梨友さんも多いんですが、子どもの遊具が使われてくたびれるのはいいことです。あんまり過剰にならないでほしいな、と思いました。 私は安全の範囲なら、立像、登ってもいいんじゃね?と思ってんですけど。
(わざと壊したり、悪戯したりするのは論外よ、もちろん)

モノはね、いつか壊れるんです。当たり前です。

それよりは遠慮なく子どもたちに遊んでもらって、ふなっしーをこれまでより身近に感じてくれるほうが嬉しいな。


ということで、初訪問記。

南船橋からIKEAの方にてくてくと、通り越してちょうど裏口の真向かいあたりですかね。駅から5〜6分でしょうか。
Google Mapにもう「ふなっしーパーク」が載っている。早い。

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公園のシンボル、ふなっしー・ふにゃっしー・ふなごろーの立像。樹脂製。
この日は真夏日でしたが、思ったほど表面は熱くなってませんでした。そういう素材なのかな。

はー、かわえかわえ。
つるつる。

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ふにゃっしーは白なので汚れが目立ちそうだなあ…と思ってたんですが、オープンから約3週間、綺麗なまんまでした。管理が行き届いてるのか、汚れにくい素材なのか。

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ふなごろーは座像です。
これがまたちっこくてめんこいんや。

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座らせた理由はおそらくこの尻尾…。
立像でバランス取るの難しいですよね、これ。
小さい子にとってはごろーさんが一番触れやすいかも。

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オープンした日はなかったらしい注意文。テプラっぽかった。
ちょっと美的には残念だが、やむを得ないか。
実際にはツルッツルなので登るのは難しそうなんですけどね。

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「ふ」の点が葉っぱで、「パ」の○が梨なのねー。かわいいな。

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遊具は対象年齢3〜6歳とあって、シンプルなものばかり。
コトブキ製でした。

コトブキの遊具の導入例見てたら、「あっ、あれもそうなのか!」ってくらいたくさん見覚えのあるものが。すごい会社だな…。

これは座って、バネで弾ませて揺らして遊ぶもの。ブランコ?っていうのかな、こういうのも。
3個ほどデザイン違いで設置されてました。
大人が座れそうな感じもあるんですが、乗っちゃいけませんよ。

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ウインクバージョン。

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実際に遊んでる子がいました。バインバインさせてて楽しそうでした。めっちゃシンプル。

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中央には滑り台。
ちっちゃいんだけど、いろんな要素があって面白かった。

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こんなとこにもふなっしー。

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ちっちゃいクライミングで遊べる。

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シュタッ!
この滑り台が一番人気でした。

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スロープはふた方向あって、平ったいのとねじれてるのと。

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ケンケンパ!があるー。
地面はふにゃっと柔らかい素材(名前がわからん)なので、転んで怪我することはなさそうです。

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小さな山があって、登っては上からジャンプしてる子が多かったな。滑るには少し急角度?
昔なら砂場でみんなで山を作ってた、あのイメージなのかなあ?

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これはベンチなのかな…?
右の穴から顔を出してくぐれるようになってる。

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裏はふにゃっしーとふなごろー。 

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ごろーさんの股の間から(笑)覗いてみた景色。
サッカー少年が元気に走っていた。

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パークの説明看板。

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遊具のきまりは、まあでも、これ、子どもはいちいち読まないよなあ…親御さんよろしくね、というところかしら。
そういう意味ではどれも、子ども達が直感的に遊べる遊具ばかりだと思いました。

 
ふなっしー達越しに遊ぶ子どもたちを眺めてみる。
いい光景です。

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日陰が公園内に全くないのがちょっとこの先、真夏に向けては気になりますが。植えられた木が大きくなるのを待つ感じかなー。


なお、パーク内には様々なケータリングが出店されるようです。

この日はクレープ屋さんとカルボナーラうどんのお店が来てました。
ちなみにパーク内にゴミ箱はないんですが、奥にコンポストが置かれてるのは見かけた。近寄ってみればよかったな。次回、見てみます。

お昼はカルボナーラうどんにしてみた。

キッチンカー 今ちゃん

ベーコン足して800円。
讃岐うどんとカルボナーラ、合う。多少、味はやさしめなのでお好みでチーズや胡椒足してもらうとよいかと。

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小一時間いたかな…? 楽しかった。
ちなみに、キッチンカーの裏手「&GATE」と書かれた建物の中にお手洗い、飲みものの自販機もあります。
その向こうがアイスパーク船橋。オールシーズン遊べるスケートリンクですって。

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帰りにはもちろん、ららぽーとTOKYO-BAYへ。
ららぽーとTOKYO-BAYには、ふなっしーグッズショップ「ふなっしーLAND」の旗艦店があるのです。
久々のふなっしーLANDは商品棚の構成がかなり変わって見やすくなってました。イベントスペースはカオス化が増していたけど…(笑)

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(そろそろどこかに倉庫兼のミュージアムでも作らない、ふなっしー?)

新しい船橋のスポットではあるんですが、目新しさだけではなく、一過性ではなく、船橋市民にとって「あって当たり前」な場所になってほしいし、汚れちゃうくらいうんと遊んでもらいたいな、と思います。

にしても、ふなっしー、こんな公園までできちゃったらまだまだ当分、梨の妖精界には帰れそうにないなしなー。
今の子ども達のさらにまた子ども達が遊べるくらいまで、滞在、よろしくなっしー!

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