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5/27 笹まきづくり

 この地域では、旧暦の端午の節句時期に、“笹巻き”を作り、男の子の成長を祈願する恒例行事が根付いています。この地域の文化や季節の味を伝えるために、三刀屋小学校3年生から6年生の19人が参加して笹巻き作りを体験しました。
 作業は前日から始まっており前日の26日(土)には、地域の方が笹を採りに出かけてくださり、持ち帰った笹を一つ一つ丁寧に芯棒、笹の葉、肌子に仕分けてくださいました。
 当日は、地域のボランティアの方の指導を受け作業を開始しました。まず、粉をぬるま湯でこねて、小判型の団子にしました。次に団子に笹の芯棒を刺して、それを数枚の笹の葉で丁寧に巻き、根本をい草で結びできあがりです。
 できた笹巻きは調理室で茹でられ、参加者全員で砂糖醤油をつけて食べました。食べる時は、い草をほどかずに、上の方から笹の葉を開いて団子を取り出すと教えてもらいました。
 子ども達は、「初めてだった。巻くのが難しかった。体験ができて良かった。」「おいしかった。」などと感想を話してくれました。


笹とりの様子
笹の仕分け作業

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