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7/7 避難所運営研修 ~トイレ編~

 一宮地区避難所運営協議会(会長 星野幸雄)では、指定避難所アスパルにおいて、雲南市人権センター、雲南市防災部と共催で、避難所運営~トイレ編~を開催しました。
 令和4年に雲南市と地域自主組織が、大災害が発生したとき相互に連携し、協働して災害に対応することを目的に、「地域と行政の災害に関する基本協定」を締結しました。その仕組みの一つとして「避難所運営協議会」を作り、運営方法を研修したりしています。
 今回は、避難所で起こりがちなトイレの問題をテーマに性別や年齢、障がいの有無にかかわらず、あらゆる人にとって安全で過ごしやすい避難所運営とはどういったものか、男女共同参画(人権)の視点をもって考えることを目的に開催しました。
 最初に、「防災になぜ男女共同参画の視点が必要か」と題した動画を視聴しました。続いて、「能登半島地震に伴う避難所運営支援員派遣に参加して」と題し、保健師の高橋典子さんの報告を聞きました。被災地の現状や訪問の様子等を具体的に話してくださいました。避難所運営にはたくさん配慮しなければいけないことがあると分かりました。
 後半は、防災部から「防災トイレ」についてグループワークをしました。
5グループに分かれて実際にトイレ(84木製)を組み立て、腰かけて座り心地を確認したり、ポリ袋で覆い、凝固剤と水を入れて反応を見たりし、感想を話し合いました。
 参加した26人の皆さんは、トイレの設置体験を通して、要配慮者にも優しく、男女共同参画の視点に立った避難所運営を学ぶことができました。

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