Jillの海外渡航遍歴【18歳:フランス編】

皆さまこんばんは！木曜担当Jillです。

「Loud Playing Workshop」も無事発売され、MVも何曲か公開され、非常に好評頂いておりましてとても嬉しいです！！​

まだご覧になってない方は、是非見てみて下さいね！

そして今週は、一時中断していました、「Jillの海外渡航遍歴」の続きを書いていきたいと思います。

前回までの記事に書いたように、国内外問わずいろんな場所に行っては演奏する、というある種サーカスのような生活を送っていた幼少期も、中学に入る直前に、私が突然

「音大に行きたい」

と言い出したことによって終わりを告げました。

普通、音大を受験するような子というのは、3歳くらいの、ほぼヴァイオリンを始めると同時期の幼少期から、音大の受験に出るような音階の練習やエチュード（教則本）（それも芸大系、桐朋系と受ける音大の流派によって全く違う）、ピアノ、音楽理論、聴音（いわゆる耳コピで譜面を書く）、新曲視唱（いきなり知らない楽譜を出されてその場で譜面を読んでドレミで唱う）などなどを叩き込まれているものなのです。

なので、小学6年生の終わり、というそんな年から、ピアノも触ったことがなければ音楽理論どころかそもそも楽譜も全く読めない、私のような子供が突然音大を志すためには、今まで全くやってこなかったような勉強を途方もない量こなさなければならなくなってしまったのです。