【化学】高校レベル再学習の備忘録③【Chemistry】
前回
9. 濃度と密度
●密度
密度とは、単位体積当たりの質量のこと。
→1㎥あたりの質量g
●例題
①100㎥で2000kgの物体の密度は何g/㎤?
100㎥ = 10^6 ㎤
2000kg = 2 × 10^6 g
(2 × 10^6) / 10^6 = 2.0 g/㎤
② ①の物質10Lは何gか?
1L = 1000㎤
2.0 × 10^4 g
●濃度(モル濃度、質量モル濃度、質量パーセント濃度)
1. 質量パーセント濃度
2. (体積)モル濃度
3. 質量モル濃度
10. 化学反応式
●反応が過不足無く起こる場合(すべてきっちり反応する場合)
●例題
ある金属Xの酸化物 X2O3 8.5g をコークス(C:炭素)で還元した。
すると、4.5g 金属Xを得られた。金属Xの原子量は?
とりあえず、係数をa, b, c, dで表しておきます。
aX2O3 + bC → cX + dCO2
次に、適当に1を代入してみます。(今回はa)
X2O3 + bC → cX + dCO2
X2なので、cは2
X2O3 + bC → 2X + dCO2
O:O3 → 2d
C:bC → 2d
X2O3 + 3C → 2X + 3/2 CO2
となる。化学反応式の係数は整数値でないといけないので修正。
2(X2O3) + 6C → 4X + 3 CO2
8.5g 4.5g
①8.5 / 2x+16×3 ②4.5 / x (mol)
①:② = 2:4
これを解くと、
x ≒ 27 (Al:アルミニウム)
化学反応の、反応前と反応後を示したものが、化学反応式である。
次は酸と塩基(アルカリ)ですが、長くなりそうなので次の記事へ。
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