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再エネ、脱炭素関連補助金

2回目の投稿です。よろしくお願いします。

今回は再エネや脱炭素関連を導入することにより補助金が出る自治体や事業などについて書いていきたいと思います。

本日は、環境省で行っている「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業)」についてです。設置する設備(太陽光発電や蓄電池)のおよそ2分の1~3分の1程度が補助されます。(この制度は工場、事業所、店舗などが主になります。
ストレージパリティとは、蓄電池を導入しないよりも導入したほうが経済的メリットがある状態を指すようです。
またグリッドパリティなる単語もありまして、こちらは再生可能エネルギーを導入しないよりも導入したほうが経済メリットがある状態の事です。
太陽光発電についていうと、現在の売電単価が(※場合により異なります)電力会社から普段購入する買電単価よりも下回っております。よって太陽光発電のグリッドパリティは達成しており、導入したほうがメリットが高い場合が多いのです。
現状、蓄電池の設備単価は高く、ストレージパリティ達成とはなっていないのですが今後この助成金を導入することにより蓄電池の導入も加速し、低地用蓄電池の価格も低減し、近い将来ストレージパリティの達成になるものかと思います。
それにしても今回の補助金は金額が大きく、電気を多く使う場所においては設備を導入しないほうが損してしまうような気がします。(施設での電力使用量や設置可能容量によってまちまちですが)まして、今は再生可能エネルギー発電促進賦課金が開始当初より約20倍程度になっておりますし、今後ますます上がるものと思います。
この補助金制度の事をご存じでない事業者様により多く知って頂き、温暖化対策の一助になれるよう運営していきたいと思います。


また一昨日、野立て太陽光発電所の点検業務で訪れた富津市近辺の関連補助金についてと会社の所在地である流山市近辺の関連補助金について書きます。
※諸条件などあります

【富津市】
令和3年度 住宅用省エネルギー設備等設置補助金
1.太陽光発電システム:1kWあたり20,000円:上限90,000円
2.家庭用燃料電池システム(エネファーム):上限50,000円
3.定置用リチウムイオン蓄電システム:上限100,000円
4.窓の断熱改修:補助対象経費×1/4:上限80,000円

【木更津市】
令和3年度 住宅用省エネルギー設備等設置補助事業
1.太陽光発電システム:1kWあたり20,000円:上限90,000円
2.家庭用燃料電池システム(エネファーム):上限50,000円
3.定置用リチウムイオン蓄電システム:上限100,000円
4.窓の断熱改修:補助対象経費×1/4:上限80,000円
5.太陽熱システム:上限50,000円

【君津市】
令和3年度 君津市住宅用省エネルギー設備等設置補助金
1.太陽光発電システム:1kWあたり20,000円:上限90,000円
2.家庭用燃料電池システム(エネファーム):上限50,000円
3.定置用リチウムイオン蓄電システム:上限100,000円

【袖ヶ浦市】
令和3年度 袖ケ浦市住宅用省エネルギー設備設置補助金
1.太陽光発電システム:1kWあたり20,000円:上限90,000円
2.家庭用燃料電池システム(エネファーム):上限50,000円
3.定置用リチウムイオン蓄電システム:上限100,000円
4.窓の断熱改修:補助対象経費×1/4:上限80,000円

【流山市】
流山市住宅用省エネルギー設備設置補助事業
1.太陽光発電システム:1kWあたり25,000円:上限100,000円
2.家庭用燃料電池システム(エネファーム):上限50,000円
3.定置用リチウムイオン蓄電システム:上限100,000円
4. V2H充放電設備:上限50,000円
5.太陽熱システム:上限50,000円
6.窓の断熱改修:補助対象経費×1/4:上限80,000円
※その他自己所有以外の補助金もあるようです

【柏市】
令和3年度柏市エコハウス促進総合補助制度
1.太陽光発電システム:1kWあたり20,000円:上限90,000円
2.家庭用燃料電池システム(エネファーム):上限50,000円
3.定置用リチウムイオン蓄電システム:上限100,000円
4.窓の断熱改修:補助対象経費×1/4:上限80,000円

【松戸市】
令和3年度 松戸市住宅用省エネルギー設備設置費補助金
1.太陽光発電システム:1kWあたり20,000円:上限90,000円
2.家庭用燃料電池システム(エネファーム):上限50,000円
3.定置用リチウムイオン蓄電システム:上限100,000円
4.窓の断熱改修:補助対象経費×1/4:上限80,000円
5.太陽熱システム:上限50,000円

【野田市】
1.太陽光発電システム:1kWあたり20,000円:上限90,000円
2.家庭用燃料電池システム(エネファーム):上限50,000円
3.定置用リチウムイオン蓄電システム:上限100,000円
4.太陽熱システム:上限50,000円


勉強不足でしたが、千葉県内ということもありほぼ横並びになっているかと思います。(間違っていたら申し訳ありません、、、)


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