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なぜ総合商社が必要なのか

在宅ばかりの最近、ランニングでもしないとなと思うのですが、走ると腰が痛くなるから億劫になり、ますます走れない体になってる危機感を募らせております。かっつんでした。









終わりません!本紹介していきます!

『問屋と商社が復活する日』

安い!!!笑


私、現在就活中なので興味のある商社について学ぼうと思い、こちらの本を手に取りました。

ちなみに私が紹介する本は全て家にある父の本を拝借したものです。ありがたいことに小説、ビジネス、経済、経営書などが1500冊以上はあります。


では、なぜ経済はメーカーと小売店だけで成立しないのか、商社はどんな機能を果たしているのか、を2つの視点で述べていきます。


①煌びやかな品揃え

日本の社会の特徴はこんな感じですよね。
・成熟している
・中間層の割合が高い
・都市人口集中型

この社会で魅力的に見えるお店ってなんだと思います?

本書では

品揃えの豊かさ

だと言及しています。

例えば、5万㎡クラスの伊勢丹などの品揃えは、数百万品目にのぼるらしいです。小さなコンビニでも3000品目あります。

この品揃えを実現してるのが、商社や問屋なんです。

小売店が、商品の仕入れ先に個別に交渉していくのはコストが大きく現実的でない。多品種少量の在庫を抱えるコストもある。そこで、既に多方面にコネクティングを持ち、在庫リスクも負担してくれる商社に依頼すれば、小さな小売店でも品揃えを豊かにできる。

これが次のメリットにも繋がります。


②新参者も飛び込みやすい

商社がコストを抑えてくれるから、新規参入の壁も低くなるのは当然ですよね。


では、商社がいないとどんな社会になるのでしょうか?



実際、商社は無くても効率的な商売はできます。

金があれば。

例えば、ユニクロ。原料調達・企画・生産・販売まで全てやるのであの価格で提供できるんですね。そもそもこれを取り組むには大金が必要ですけどね。


商社機能が乏しい欧米などでは、様々な業界でこのような企業数社の市場寡占が進んでいます。

この結果、競争相手が減るので価格は上がっていきます。効率的に生産販売した利益を自分たちが享受するのは、当然ですね。



総合商社が日本の市場を支えている

日本の労働者の中で、中小企業で働く人の割合は70%になります。英、米が50%であるのと比較してもかなり高い割合ですね。国際比較して生産性が低い要因などとも言われますが、一方で僕は、生産性を大事にして商店街のお店が消えてしまうのは悲しいです。


かっつんでした。

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