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辛かった、半年間。

8月3日で24歳になりました。2022年は人生の中で最も迷い苦しい時間でした。
今も3歩進んで2歩下がるような日々を過ごしています。
約5ヶ月前から精神状態が不安定になり、ベッドやソファーから動けない日が何日もありました。心の病院にもお世話になりました。携帯、財布を持たず飛び出して雨の中公園で野宿して、捜索願いを出された日もありました。
最初の数ヶ月は、そんな弱い自分を受け入れきれず何度も何度も自分を責めました。
そんな自分を突き放さず、理解し受け入れていくことが徐々にできるようになるなってきました。

この期間、本当にたくさんの大切なものに救われました。
家族、恋人、仲間、仕事、音楽、映画、本、スポーツ、山、海、神社、教会、聖書、自分の心が少しでも救われると思ったものに毎日しがみつきました。
沢山の大切なものに気づいて、それをこれからの人生の糧にしていくために消化している途中のような日々です。

これまで僕は、沢山のことを人と比べていたように思います。心の苦しみも人と比べてました。「もっと苦しんでいる人がいる。」「もっと大変な境遇の人がいる。」「心のストレスが身体に出ている人がいる。」と自分は人と比べたらまだまだ大丈夫な方だから頑張らないといけないと思っていました。
苦しみは、絶対的なものでレベルなんかないから自分が苦しかったらそれなり判断をしないといけないと思いました。

そして、「もっと、頑張ってる人がいる。」「苦しくても、働いて結果を残してる人がいる。」「自分の道を極めて輝いている人がいる。」と活躍している人とも比べてこんなんでへこたれてはダメだとも思っていました。
SNSやテレビや本では、沢山の活躍している人たちが取り上げられて発言しています。
活躍することが正義なんだって、自分も活躍しなきゃって思ってどんどん理想と現実のギャップに苦しみました。

何歳でも、どんな性別でも、どんな性格でも苦しいと感じるタイミングは人生の中で何度かあるのではないかと思います。ない人もいるかもしれませんが、僕はこのタイミングでこの出来事が訪れたことに今は心の底から感謝できるようになりました。
愛を持って慰めてくれた人、愛を持って叱ってくれた人、愛がなくても慰めてくれた人、愛がなくても叱ってくれた人、その全てが今の自分を作っていると考えると本当に出逢った方々に心の底から感謝しています。

そして、どんなに暗いニュースが流れても、どんなに大きなミスをしても、どんなに辛い出来事が起こっても、自分の生きる今日を不幸にしないといけない理由はひとつも無いと思います。
どんなに、周りが怖くて敵に見えてしまっても自分だけはどうか自分のことを責めないでいてほしいと思います。どんなに、自信がなくても小さな自分を認めて愛してほしいと思います。
僕は、まだまだ完全にできるわけではないけどその練習をしながら、自分の心と相談しながら、少しづつ毎日を幸せに生きることを大切にしています。

24歳になった福本将虎は思いの外悩んでいてダサいけどナイスガイって感じがします。だからそんな今の自分を作ってくれた過去の全ての出来事と自分の決断と行いすべてに感謝しています。

人の幸せを考える余裕は、正直まだ無いけど1人でも多くの人が自分のことを愛してほしいと思います。

今は、生きていく最低限度の収入で心と相談しながらゆるり生活をしています。
良いタイミングで、みなさんとまた会えたら嬉しいです!

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