返報性の法則のもっと危険な一面
返報性の法則••••、
自分がそれに縛られている気がした。
辞典には;
相手から受けた好意などに対し
「 お返し」をしたいと感じる心理のこと。
と書いてある。
いい話じゃん。
プレゼントのやり取り、親切にしたりするとき、
人間関係で背中を押してくれる有り難い法則だ。
人の基本的な欲求、お金が欲しい、愛が欲しい、刺激が欲しい等とは違って、
返報性の原理はバランス感覚の類いで、
人とのつながりと、自立性の適切な距離感を保ちながら自己確立に貢献できる。
それは処世術に近いものかもしれない。
人間が古来から助け合って生きてきた歴史が、DNAに刻まれているということなのだろう。
それを利用して自分にとってより高次の欲求を満たすこともできるし、
逆に悪用されて行動をコントロールされる事もあるに違いない。
つまり、諸刃の剣というわけだ。
そして、後者の悪影響は以外に大きい。
人は人を支配して集団を作って生きていく生き物だ。だとしたら、こちらがメインの役割なのかもしれない。
実は私も、それによって夫から行動を制御されてきた。
夫は毎月お給料をくれる以外に、
毎日、仕事が引けてから私を呼び出し買い物をする。
『自分に、お酒と肴』
『家族には、食べ物(寿司、菓子、飲み物等)』
『コレはいるか?』『アレはいるか?』
と自分のポケットマネーで買い付ける。
私は家計の助けの為にそれを毎日受け取る。
定期的に洋服(メーカー品)を数枚ずつ買い与える。外食もよく行き、家電をよく買い、家を建て、車三台をローンで買う。
けれど、私の小さな買い物には節約しろと干渉、けん制。日々、良いことも悪いことも沢山の指示命令。
いつか海外旅行にも連れて行ってやると夢も語る。
素晴らしい夫である。
それでも私は、
彼の心の中では家族一人一人の価値よりも、
家族(会社)というグループ(ヒエラルキー)のボスであることが重要なのではないかと疑問に思えていまう。
彼にとって自分の自尊心を守ることが1番なのではないか?と。
私が買ってもらうほどに彼への忖度が高まり、
その上、威力的な言葉やマウンティングにマンマと
ちっぽけな意思がねじ伏せられる。
時々、理由あって逆らうこともあるが、(一人旅とか)離婚だと脅かされ、二度としたら許さんと釘を刺され、モヤモヤするのみ。
家族サービスは沢山してくれるのに、何かがおかしい。
優しくする。なじる。説教する。時代遅れ。
オレがここまでしているのに、オマエらは何だ!と悪者扱い。
主人の優しさにはマウンティングのオマケがひもずいている!
そんなんじゃ、なんも言えネェー。
(ただし、子供を守るときと、腹が立ったときは別)
家族を大切にしている風に見せて、殺伐とした関係なのだ。
でも本当は、自己主張できずに甘い汁を吸う自分も悪い、という気持ちもあるんだ。
と同時に、そこまでして(大金使って)なぜ?という疑問が残る。
主人は仕事上の営業は上手いし、優しいところもある。
しかし、コミュニケーションがとれない、人の話が聞けない。一々短気、馬鹿にする、ひどく冷たい発言が多い。
まるで二重人格のように性格が定まらない変な人!
もしかして、本人も好きでなっているわけではなく、困っているとしたら、、、
いやいや、ここでやさしくなったらコントロールされる。甘い考えは禁物。ドライにならなきゃ。
私まで気持ちが定まらない。
糸口をつかむため、本を読むことにした。
安価で学ぶこと大事!
マニピュレーターの本は読んだことがあるので
今回は、
夫がアスペルガーと思ったとき妻が読む本
当てはまりそー。
読み進めるぞう。( ^o^)ノ
主人のことは自己愛性パーソナリティー、
マニピュレーター、加えて、
アスペルガー?、、、
そして、私は熟年ポンコツADHD。
最終的に日本人であることもこの関係に大きく関与していると思う。
不義理を嫌い、助け合い、目上に従うことを良しとする文化だから。
自己矛盾が生まれるから現環境を捨てきれない。
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