ラクロスチーム グリズリーズ -Grizzlies-

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2021年5月30日追記:グリズリーズの初戦はDesafio相手に18-0で完封勝利でした。名の通っていない上手くない選手を完全に排除し、上澄みの勝てるメンバーだけ集めたんだからあたりまえだ。このやり方が続けば日本のラクロスは発展するのか?選手たちはただ頑張っているんだと思うので、なおさらこういう始まり方をしたことが残念。某ラクロス専門サイトも頻繁に取り上げているけど、こういう背景も分かった上でやってまるか?日本ラクロスの発展を目指すにしては浅いと思う。

これから先、二度とこんな悲しいチームが生まれてこないでほしいと改めておもった。
〈終〉


新しい男子社会人ラクロスチームGrizlies(グリズリーズ)についての話。10年ほど日本でラクロスに関わった人間として思うところを記しておきたい。

一言で表すならば残念でいたたまれない。このチームは、10年以上連覇しているファルコンズというチームの若手をほぼ全員離反させて、抱きこんでできた。海外で通用するラクロスを日本でも、と言いながら結局やっていることは、年代が近くてやりやすい選手だけで固まる、排他的なチームを作る。そこに今の日本のラクロスを作ってきた先人たちへのリスペクトは…多分ない!数年後の日本ラクロスがどうなっているかなどは気に留めず。最近、古豪VALENTIAが消滅したことも相まって、なんとも言えない気持ちだ。

DS(日本代表強化指定チーム)メンバーを中心にメンバー集めて、DSと同じラクロスを目指しているのも、少し気持ち悪く感じるところだ。DSは日本代表の候補として選抜されるものだから自分たちで名乗るものではないはず、なのに自分たちは選ばれる前提。DSに絡まないレベルの人は受け入れるつもりはない、というメッセージともとれる。これは彼らの発信からも伝わる。公式Instagramアカウントでは、個別に声をかけて選別したメンバー「だけ」を集めたロスター(メンバーリスト)を設立時に作り、発表した。

同じようなモヤモヤとした気持ちを抱えている人もたくさんいると思う。グリズリーズには選ばれた人しか入れない、と。そうはいっても、主将もラクロスしか興味なさそうだし、きっと楽しくやるんだと思う。たくさんの人に愛されなくても応援されなくても、自分たちがより高いところを目指し頑張れればそれでいいんだろう。そんな内容がインスタの主将メッセージにもあった。そしてgrizzliesは、自分たちがしたのと同じことを将来されるだろう。そんな風にしてできたチームには、同じことが多分起きる。そのころには、今起きている事を知っている人は残っていないから、日本のラクロスは誰も知らないところで巻き戻る。

それが、悲しい。

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