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恐竜の時代

私は幼少期から恐竜が大好きで、いろんな図鑑を読みあさっていました。テクノロジーの発達によって近年になって明らかになったことは多く、35年ほど前の恐竜図鑑といえば、推測が多かったような気がする。あくまで今も推測の域を出ないわけだけど、納得に足りうるそれなりの根拠がある。当時はどうだっただろう?いろんな学者さんがそれぞれのイマジネーションで形作っていたものだったのではないだろうか?それもまた面白く、つまるところ恐竜の生態は生物学というよりファンタジー寄りなんだろうと思う43のおじさんです。

私が幼少期(今から35年ほど前)に読み耽っていた恐竜図鑑と、今のものとは内容が大きく異なります。ティラノサウルスに至っては羽毛が生えていたのではないか?色ももっとカラフルなものだったのではないか?と言われています。頭では分かってはいるものの、どうしても強く張り付いたイメージで暗褐色の爬虫類をイメージした恐竜を作ってしまうのです。

トリケラトプスといえば、私が幼少期に見ていた恐竜図鑑の中でティラノサウルス/ブラキオサウルスに並んでヒーローの存在です。もう見た目がとにかくカッコいいです。矛と盾が融合したようなフォルムは子供心に最強だと信じて止まなかったものです。

大好きな恐竜の一つステゴサウルス。
背中に並んだ大きな板状の突起は、
武器や防具などと言われてきましたが、近年の研究では仲間同士のディスプレイ説が有効らしい。
綺麗に並んだ方が優位なのか?一枚一枚が大きい方が優位なのか?

スピノサウルスは発掘されている化石量も多くなく、謎の恐竜としても有名です。現在では水辺を生活圏としていたのではないかとされ、後脚は鰭状で、浮力を抑えるため骨密度は高く、体重は20トンほどあったのではないかと言われています。新しい化石が発見されたり、研究が進んだりすると「次はどんな姿に描かれるだろう?」と期待してしまう恐竜です。

メガロドンは、現生のホホジロザメがそのまま大きくなった姿で考えられています。10~13メートルと言われていて、現在のマッコウクジラほどの大きさでしょうか。ホホジロザメの姿がそのまま13メートルと考えると、どんなにか恐ろしく美しかっただろうと思い巡らせてしまいます。

リヴィアタン・メルビレイはマッコウクジラがそのまま大きくなった様な一件優しそうな見た目ですが、アザラシ/イルカ/ヒゲクジラを捕食していたと推測されるほどの存在です。絶滅した恐竜や水棲爬虫類の多様性もさることながら、人間の比較的近しい存在の哺乳類もかつては想像もつかない様な多様性があったことに驚きます。


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