海に向かう砂の轍の先にあるものを
日没後のマジックアワーが今日もきた。
遠浅の引き潮のビーチには刻々と変わる空をみる人達。
ちょうど海としっとり濡れた砂浜が鏡のように、空を反射している。
そんなつるんとした引き潮のあとに線上に伸びる線。
沖を目指すかのように長く続く細いタイヤの跡
どこまでも進め、轍は続く
どこまでも進め、波打ち際を越えて
どこまでも進め、漆黒の宵闇が訪れようと
どこまでも進め、明日の彼方に広がる世界
どこまでも進む、もう夢へとっくに漕ぎだしている
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