「実は●●と■■の人が意外と多い」(現役学生から見た「経営大学院の虚像と実像」③)その2
【前回「その1」について】
実は、経営大学院生には、自己投資としてのスキルアップのために入学する学生だけでなく、実は「社費留学生」がかなり多いことをご説明しました。
【えっ!言っていないの?】
びっくりしたのは、入学したことを奥さんに内緒にしているというケースも数件見られたことです。
国内の経営大学院とはいえ、一応、2年間で300万円程度の覚悟が必要です。奥さんに内緒で工面できるというのは、ある意味大したものだと関心しましたが、これには同期生も大変驚いていました。
奥さんに言っていないという方は、家での勉強も「仕事をしている、忙しい」と言っているそうです。言うと、「家事も手伝わずに…」と嫌味を言われてしまうということでした。
ただ、大学院の勉強は家での時間をかなり使います。やはり家族からの応援や理解があるほうが望ましいと感じます。
私の場合も全面的に家人には理解をしてもらいました。ハードスケジュールの試験を無事乗り切り、1年次に成績優秀者に選ばれたのも、家族の理解と応援なしにはあり得ませんでした。
【学歴はさまざま】
大学院側から出された資料で、入学生の学歴について書かれた資料がありました。
細かくは公表できませんが、大学院卒が数%、大学卒及び専門学校卒がかなりを占めていましたが、高校卒の学歴の方も数割はいらっしゃいました。
大学院の同級生でグループを創るのですが、私のグループでも2~3割の方が高校卒の学歴とのことでした。
ただ、経営大学院は自分で思考し、記憶力よりも理解力、戦略構築力等が重視されるため、学歴の差、職種の差は、学ぶうえであまり影響を感じません。
大学院側も、学ぶ意欲を重視しています。例えば「大卒ではないから…」という理由で大学院をあきらめるのは非常にもったいない考えだと思います。
むしろ、大卒でない方は、2年間学べば、いきなり大学院卒になるわけですから非常に大きなチャンスです。
学ぶ意欲、最後までやり通す信念がある場合には、ぜひ経営大学院(MBA)も達成可能だと、あきらめず挑戦してほしいと願います。
【MBAにおける必読書】
一冊ずつMBAにおける必読書をご紹介していきます。
必読書の中には、入学後必ず勉強するものもありますが、まずはウォーミングアップとして予習をしておいたほうがよいもの、手元に一冊置いておいたほうがよいものまで多岐に渡ります。
入学前に経営に対する考え方の基礎固めとして有用な一冊です。
ご存じ京セラ会長でJALの再建なども手掛けた稲盛和夫さんの『京セラフィロソフィー』。
経営大学院で学ぶ中で、この当たりの素養が既知のものなのか、大学院に入って初めて知ることになるのか?前者と後者では学習のスピードに差が出てしまいます。
京セラフィロソフィー、アメーバ経営あたりは、しっかり内容を理解し、問題意識を入学前に整理しておきたいところです。
実際に経営に対する考え方としても有用なので、一読をお勧めします!
【オススメnoteのご紹介】
フォレスト出版さんのnote。
出版される(されている)書籍について、かなり詳しい本の概要の要約を発信されています。
記事、読み物としても質の高いものになっていますので、ぜひみなさんもこの機会にフォレスト出版さんのnoteをご覧ください!
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