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事業計画書の作成⑧(創業への道のり#63)

事業創造においては、よく「N=1を考える」ということが言われます。

N=1とは、誰か特定の一人のこと。

毎日聴いているスタエフの番組で多田さんが、「スライスようかん」の事例を取り上げておられました。

スライスチーズのように、羊羹をスライスしてパンに乗せて食べるというもの。需要が低迷していた和菓子でしたが、これがヒットしました。

この時の着想が、メーカーである亀屋良長さんの朝の食卓から始まったそうです。

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2人のお子さんが一人はスライスチーズを載せたパンをやすやすと食べている。一人は、あんこをパンに塗っているがとても食べにくそう・・・。

であれば、ウチで売っている羊羹をスライスしたものをパンに載せて食べれば食べやすくおいしくなるのではないか?・・・

一人の問題解決から大ヒットになった事例ということになります。

【30代男性教員の例を深堀する】

前回、一通りの業務はこなせるようになったけれど、生徒指導に不安を覚える若手男性教員の例を取り上げました。

この例をもう少し深堀してみたいと思います。

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<表面的な不安・問題>
生徒指導に自信が持てない
自分の軸に確信が持てない、周りの受け売り、流されてこなしているだけ?

<隠された問題・課題>
・これまでの学習と努力の方向性の違いとギャップが存在する
自分本来の能力が活用できていない

<どのくらい緊急性があるか>
・これから若手から中堅になるにつれて、より高度な判断や生徒指導が求められる
・これから人生の創造期を迎えるが、主体的に人生を創造していけない可能性がある

<解決方法はあるか?>
・職場にロールモデルとなる先輩教員がいれば、とことん相談し教わる
・現状での行き詰まりを受け入れ、努力の方向性を今までとガラッと変えていく

<基学はどの部分、どのような条件で有益か?>
・表面的な観察、とらえ方から、物事の原理原則など深く本質的な観点からの観察ができるようになる。本質的な気づきが得られるようになる。
・本質的な気づきをもとに、行動を変えていき、その変化を検証できるようになる
・自分が変わることで状況が変わり、人生を主体的に創造的に切り開けるようになっていく
・本人の誠実さ変わりたいという気持ち、現状の行き詰まりを受け入れる、努力の方向性を変えていく柔軟さが必要

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このようなN=1を今後も考え、深堀をしながら、事業構築をしていきたいと思います。

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