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麻雀のお勉強(メモみたいな殴り書きです)

はじめに(雑談)

みなさんお久しぶりです 3年振りに進級を確定させて浮かれていたら 後期の金曜1限目がガチで起きれなくて 昨日の応用実験で金曜1限目の授業を担当している教授に「頑張れよ」って一言言われましたうにたまです(来年もお世話になります)

自分は普段からスマブラで仲良くなった人達とのイベントでもある麻雀師弟杯(ドチャクソ放浪野郎噛ましてます)や大学の競技麻雀部(今年から部へ昇格しました 凄いね)あとは自宅に全自動卓があるので 良く卓を囲む機会があるのですが
今日は先日行われた大学の競技麻雀部にて Mリーグルールをリスペクトしたリーグ戦で起きた状況と判断を 僕の後輩くんへのメモ代わりに綴っておきますっていう回です
彼の今後のため…というのは建前で こういう場面を自分でもちゃんと整理することで 似たような状況で間違いを犯さないようにするための勉強ってことですね(こういうの何事にも大事)
ちなみに競技麻雀部内での記録戦では 滅茶苦茶詳細なデータを取ってくれてます 部長がExcelで管理してくれてるので 個人成績は勿論のこと 雀魂よりも無限に詳細なデータが取れます(マジでこれ感動する)
部長も記録してくれる人達も対局してくれる人達もマジでみんなありがとうね(昔の配信で部長の名前間違えてごめんね)

では本題に行きます

オーラスの状況

このメモを残すきっかけになったオーラスですが 点数状況も含めて どういう状況だったのか

起家から 17600 15900 10300 56200 をそれぞれ持ち点としており、

2着とは7300差 3着とは5600差 1着とは45900差となっている


こんな感じで記録してます(改めて観るとすげぇ細かい)

そしてこの状況下で4着目の後輩君が打った7巡目の打牌で違和感を感じました

7巡目のこの場面 皆さんなら何を切りますか?

・オーラス10300持ちの1本場 7巡目の1索ツモでドラ無し七対子一向聴だったのを 1索ツモ切りで否定
・その後も北の対子を落し 完全な七対子否定

そして13巡目で9筒をツモ切り 2着目の対面のダマ平和に放銃しました

本人曰く ドラも無かったので七対子一向聴から断么九対々和を前向きに狙ったとのこと

主に気になったところ(3点)

良くないかもと思った点は主に3つ
・7巡目の七対子一向聴を崩したこと
・立直してツモれば2着順アップ確定のチャンスを自分から捨てていること
・着順アップの条件を把握できていない?

・7巡目の七対子一向聴を崩したこと
既に3着目の上家から喰い断の仕掛けが1つ入っていた6巡目
7巡目の七対子一向聴から 断么九対々和への方針移行はあまりにも愚行 (実質的な三シャンテン戻しのような展開に持っていってます…)
手牌はこの時
1索1索 4索4索 6索 7索 3萬 6萬6萬 6筒6筒 7筒 北北
の形でした ドラは5萬

7巡目でこの手牌 強い(小並感)

この状況なら6の索子等を切って七対子のイーシャンテンに構えるのが良かったと思います そもそもメンツが1つも出来てない時点で 速度も考えると七対子以外の上がりはほぼ不可能だったんじゃないかとさえ感じます

正直この状況で七対子を否定するならば 最低でも面子は1つ出来ていたり 他にドラがあったりして打点も見込めるなら拒否しても構わないとは思います
しかし 現状の自分の状況と照らし合わせても 今回のパターンはそれに該当しないと言えるでしょう

この状況における25符のアガリの価値

・立直してツモれば2着順アップ確定のチャンスを自分から捨てていること
・着順アップの条件を把握できていないこと

この2つは要素として似てるので1つにしておきます(3つとは)

点数状況としては 起家から17600 15900 10300 56200
2着から4着までの点差が7300 3着から4着までの点差が5600の状況に置いて ドラ無しの七対子の価値が高すぎるにも関わらず 自分からその可能性を捨てたこと
5200ツモだと2着までは届かないが 6400(25符4翻)なら1本場の300+6400で6700 子の2人は1700を被ることになるので綺麗に総捲りの状況であることに気付いていなかった(ここに気付いていればそもそも1索対子落しにはならない)

立直を前提として立ち回る上で
「どこから出和了れば良いのか」「どこから出和了っては行けないのか」は重要な要素になります

なので 今回の点数状況を再度起家からおさらいして振り返ってみます

起家から 17600 15900 10300 56200

2着とは7300差 3着とは5600差 1着とは45900差となっている そして1着目の親番

こちらは立直七対子の25符3翻であるため 出和了れば本場込みで3500点の和了 このままだと断么九仕掛けをしている3着目からの直撃でしか着順が上がらない状況でした
結論として1着目か2着目からの出和了りは 裏次第で2着か4着まで 3着目からの出和了りは 確定で3着まで(裏裏が乗れば2着まで)

(…あれ?結構難しくね???)

とも思ったんですけど 立直七対子裏裏でどこから出和了っても2着順アップなので 裏が乗るかのチャレンジ的な要素は強いですが 個人的にはこの状況なら狙って良いと思っています
3着目からの出和了りでのみ着順アップが確定している状況ですが 逆に言えば3着目から出和了って良い訳で(当たり前のことを2度言うな) 良くある「ツモらないとダメ」みたいな状況よりも和了りやすいとも捉えられるんですよねこの状況って

なんなら4着からの立直が来た時点で この状況なら間違いなく2着目の対面は降りてくれますし 1着目の親もほぼほぼベタ降りでしょう となると あとは3着目がどう判断するかのゲームになります
実際に上家の3着目には 断么九赤赤ドラドラの満貫手が入っていました これなら…どうなんだろうワンチャン押してくれるかな?危ない牌を掴んだら多分降りるけど…
とか諸々考えたら この状況でのラス目からの立直って他家に与えるプレッシャーが半端じゃ無いです
立直が来れば当然2着目や3着目は「これ…条件満たしてるのかなぁ…」という思考になります やっぱりこれが立直の強みだと感じます
どれだけ安くてもノミ手でも いくら限定的な着順アップの手だとしても 手の見えない他家からすればそれはもう立派な満貫手とかに見える訳です

オーラスの親は50000点越えのトップのため 誰も和了らなければ当然伏せますし 次局はほぼほぼ無い状況と言っても過言ではありません

更には 3着とはノーテン罰符のやり取りですら捲れない点数差な上に 自分の手牌にはドラも赤牌も無かったので ここは如何にして立直までたどり着いて 和了れるか 手役が他につけられないのであれば 裏を載せれるかの勝負所でした

個人的な結論

結論として この状況での立直七対子はどこから出和了っても僕個人としては文句とかは言いません ここは人の好みとかは出ると思うんですけどね

不確定要素とはいえ 4着からの2着順アップが見えた状況でその可能性やシャンテン数すら全て捨てて 七対子一向聴から断么九対々和への移行へ向かったことが1番の判断ミスであることは明白であると感じました
上家の3着目が明らかな喰い断仕掛けをしているにも関わらず 断么九対々和という滅茶苦茶和了り辛い仕掛けへと移行するぐらいであれば
一向聴の立直七対子裏裏への期待値の方が和了率も着順アップへの望みも高かったと思います

というかタンヤオトイトイだと色々足りてない…打点も何もかも…

といった感じで後輩君の伸びしろが見えた一日でした

おわり



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