再生可能エネルギーという名前がすでにおかしい。
再生可能エネルギーと表現したのは、政治的理由があるのだろうか。
実際は、
使ったエネルギーは、元には戻らない。
単に、現在エネルギーが作られているから、供給されているだけで、
使ったエネルギーがもどってきてもとに戻るように誤解されるようなネーミングしたやつは、わざとやっているのだろうか。
つまり、
化石燃料は、過去の太陽エネルギーを時間差で利用していて、
再生可能エネルギーとよばれるものは、現在の時間軸での太陽エネルギーを利用しているという違いだ。
だから、太陽光発電を例えば10年ためて、そのあと、1日で使えば、そのエネルギーは、また貯めるのに10年かかるわけである。
これはつまりどういうことかというと、
それまでの人類は、地球の生物が、数億年充電した充電を、100年くらいで使い果たしたわけなのである。
これが、現在の太陽エネルギーに移行するわけで、
これがどのような変化をもたらすかというと、
今降り注いでいる太陽光エネルギーが最大値で、それ以上のエネルギーを利用することは基本的に不可能ということだ。
あと、例外は、地球の地面の中にあるウランなどの鉱物のエネルギーと、地球から発生している地熱エネルギーだが。
ウランも使いつくすと同じように、なくなる。
そして、採掘がどんどん深くなって、取り出す以上のエネルギーが必要になれば、地下にあっても利用する意味がなくなり、その時点で終わり。
つまり、基本的に、エネルギー使用の上限が決まるということだ。
だから、これまで無尽蔵に化石燃料を使って、社会を動かしていたのが、リミットがつくということになる。
これこそが、再エネ後の社会である。
いままで人々は地面の下に埋まっていたエネルギーを使っていた。
これからは太陽に感謝し、崇めるようになるのだ。