偽魔王って発言するハッシュが話をややこしくしている。(ライブアライブ)

プレイ動画を見ただけの感想だが。

あの世界の魔王は、本物の魔王だったのに、
ハッシュが、あれは偽物だったと発言することで、

話がややこしくなっている。まあよくできてるともいえるが。

とりあえず、あの魔王は、あの世界の魔王である。

ゲーム全体の魔王ではないが、あの中世の世界の魔族の王的な魔王である。

あんなむちゃくちゃなストーリーのゲームを多感な子供時代にやってたら影響受けてしまうから、大人になってから知ってよかったわ。

あのストーリー考えて実装した人たちはすごいけど、
あの魔王が偽物だとミスリードしたまま、特に説明されずに終わるので、本当に偽物だと思ってしまう人がいるのではないかと思う。

たぶん、魔王が偽物で、あそこが罠で、姫はいなくて、城が崩れるみたいな風に一旦思わせるためだろう。

しかし、本当はそこに姫は隠されていたという話だ。

ストーリー展開を考えると、あそこで、ハッシュが、魔王が偽物だと発言することで、がっちりうまくできあがる。

作者は天才である。

主人公は魔王がいないから、自分が魔王になってやろうという流れができあがるし。

でも、冷静に考えてほしい。

中世編の魔王は本物で、魔王を倒した後、ハッシュが前の「魔王より弱かった」とだけいって、退場していれば。
何も問題なくストーリーは終わっていた。

主人公たちは、姫をその場で探して見つけていたし、世界は平和になっておわりである。

ただ、それではゲームとしておもしろくないので、「魔王は偽物だ」と作者は書いたのだ。

僕たちは、いつもフィクションに文句をつけるけど、あれはひどいと文句をつけたくなるものが商業的によくできている作品なんだろう。

僕たちが、正当ストーリーで満足しなければ、

今後もひねくれたストーリーが生み出され続けるのである。

いや、それを望むのは消費者よりも、作者なのかもしれない。