大学サッカーに決めた理由
高校3年生の時ベレーザに上がった自分にとって、大学でサッカーすることは全く考えていませんでした。
そんな時、メニーナの監督から大学サッカーという選択肢をもらいました。
ベレーザでプレーすることは小さい頃からの夢だったので、大学でサッカーをするという選択肢をもらった時は何も考えられませんでした。
そんな自分が大学でサッカーをすると決断した理由は「環境と自分自身を変えたい」思ったからです。
私は中高とメニーナでプレーしていましたが、一度もレギュラーとして試合に出続けたことがありませんでした。
だから大学サッカーに進み、「1年からレギュラーを勝ち取って4年間チームの中心選手で居続ける」。そうすれば、今まで試合経験があまりなかった自分にとって、多くの経験ができると思ったし、それだけの責任を持ってサッカーに対して取り組めると思ったからです。
この決断に至るまでは本当に悩む毎日で、すごく時間がかかりましたが、最後はサッカー選手として後悔のない選択をしました。
そして実際に神奈川大学に入ってみてからは、自分の為にこの選択をしたはずなのに、なんで大学サッカーを選択してしまったのだろう、もしあの時この選択をせずにベレーザでプレーしていたら今頃どうなっていたのだろうと考えてしまう日々が続きました。
けどそれ以上に、大学サッカーの魅力に気づくことができました。
大学サッカーは、選手主体で日本一に向けてチームを作り上げていくこと、また神奈川大学には70名近くの部員がいるので、サッカーに対する価値観だったり考え方の違う人たちと関わることができたりなど、クラブチームでは経験できないようなことがたくさんできました。
それでもまだ、大学サッカーに決めたあの時の決断に自信をもって良かったとは言えません。
けど、この道を選んだことを成功とするのは、自分の行動次第だと思えるようになりました。
どんなに悩んだって、この現状を変えることはできないし、何も始まらない。
だから神奈川大学を卒業する時に、ここに来てよかったと思えるように残りの短い時間を大切にしていきたいです。個人としては卒業後プロの世界でも通用する選手になれるように日々成長すること、チームとしては、日本一になることです。
日本一になることは簡単なことではないし、まだまだ遠い目標かもしれないけれど、目指せる場所にいるし可能性だってあるのは確かです。だから日本一までの過程を大切にしながら、最後は神奈川大学の女子サッカー部の選手、スタッフ全員で必ず日本一になって大学サッカーを終えたいです。
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