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夏至の新月さんへ

2020年6月21日

SNSを見ていると、夏至と、新月と、日食とあれやこれやが重なって、かなり特別な日であると言って
いわゆる「スピリチュアル界隈」では大騒ぎしてました。

ネット中毒なのでSNS各種大好きなのですが、私のどのタイムラインもどちらかと言えば「スピリチュアル」な話題が今はたくさん出てきます。
タイムラインは自分が選び取って作っているので、自分の好きな分野やクラスターが顕著に分かりますね。

最近高校生に「スピリチュアル」ってなんですか?と尋ねられて
「答えられない…!」とたいへん焦りました

それは
複雑すぎて言語化しづらい
未成年に個人の思想を与えかねない恐怖

この辺が主に入り混じり「答えられない」と困ったのです。

だって正直まだ「スピリチュアル」はイメージの悪い言葉だと思うのです。
その原因は(私の主観では)、2000年前後に起きたスピリチュアルブーム。

オーラ、パワースポット、パワーストーン、という言葉が飛び交い、
テレビでは占い師さんや、ヒーラー、サイキッカーたちがゴールデンタイムに、様々なレギュラーバラエティ番組を持っていました。

ですが一方で、日本には「オウム真理教」など、新興宗教による大きな社会問題も記憶に新しい時期であったことから、スピリチュアルと「怪しい人たち」が結び付けられてしまったのだと思っています。

実際、不特定多数の大衆をターゲットにする民放テレビというコンテンツは、
本当に誠実な人たちの言葉であっても、必然的に演出や大人の事情諸々、そしてその受け手の有象無象さで、彼らの言葉や意味合いは真意の通りには届かないものだと思っています。

対象が「みんな」なので、受け取り方や聞こえ方、伝え方にムラができるため、究極的に表面だけの簡潔で平均的なところしか出せないんですね。

そういう意味で、マスメディアとスピリチュアルはそもそも相性が悪い気がします。

ただ、当時はそれしかなくて、「合わない人」がごく一部の表面的な情報でスピリチュアルに触れて、「スピリチュアルは…!」と誤った認識が広がってしまったと思っています。

また、それをお金儲けに使う人ももちろんいます。
(経済活動をマゼルことは、私は賛成なのですがその話は別の機会に)
その中で、人を騙すための道具にした人もいます。

そうして、かわいそうなことに誤解されたまま「人を騙すもの」というイメージが張り付いている気がします。

しかしながら、今は時代を経て、変化したおかげで、本物のスピリチュアルが前に出てこれる、ちゃんとした形で活躍できる環境が整ったように思います。

望んだ人が、意図的にアクセスできる情報媒体たち。
様々な観点からスピリチュアルを体現する人が、それぞれに情報発信できる。
そして、情報が広まるので「人を騙す」タイプのものは、暴かれる。
時代が、本物であれば受け入れてもらえるようになったと思っています。

また、私の見方ではありますが
「スピリチュアルは生き様だ」
師であるPearly Rose主宰・山田眞佑里さんのこの言葉が実にピッタリくるのです。

これがスピリチュアルだ!
と言う計算し尽くされたものは存在しなくて、すべての物事にどこか通じるものがあって、今生きていたら、それがそうだよ!みたいな。

これから私たちはそれぞれに、自分の在り方を示すことが必要になってきていて、改めて自分の大きな価値観の元…「スピリット」を見つめていくなかで
きっと大事になっていく事柄なので、真面目に考える時間も大切になっていきそうな予感がしています。

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