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Debian 10 の自動サスペンドにハマった話

Music Player Daemon (MPD) は UNIX/Linux で動作する音楽再生用のサーバーサイドアプリケーションです. MPD を使うと,OS のミキサーを通さずに直接サウンドデバイスに音楽データを送って再生できます.いわゆるハイレゾ音源もビットパーフェクトで再生できます.Windows ユーザーなら, foobar2000 等で WASAPI 排他モードを使うようなものですが,MPD はサーバ側で動作していて,操作用のクライアントと分離することが出来ます.

実運用は,MPD を動作させている PC (サーバ) にはディスプレイやキーボード等接続せず,どこか部屋の隅に置き,例えばミニコンポに接続.楽曲はクライアントを動作させている他の PC やスマートフォン,タブレットから選曲する.ミニコンポ等なら音量はそのリモコンで操作できる.音源は CD からのリッピングや e-onkyo music 等で購入したハイレゾ音源です.

ミニコンポですが,私が実際に使っているのは Denon PMA-30 プリメインアンプ に YAMAHA の NS-BP200BP というスピーカーと,安上がりに済ませております.PMA-30 は S/PDIF デジタル入力が同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×2 で,PCM 192kHz / 24bit まで対応しておりデジタル音源と相性良いですよ.DAC を別途用意する必要がない.

ここのところは Ubuntu 20.04 LTS 上で MPD を動作させているのですが,Ubuntu ではヘッドレス(モニターレス)運用だと, MPD 自体は動作していても音が出ないという難点があります.でもそれはデスクトップ OS にログインしていない時は音を出さないということで,それはそれで正しいのですが,逆に MPD で音楽再生するためには,一旦 GUI ログインしなければならないということでもあります.その PC で作業している分にはそれでも構いませんが,ちょっと不便でもあります.

一方,Raspberry Pi には MPD を動作させる様々なディストリビューションがあって,それらは当然ヘッドレス運用です.で,その様々なディストリビューションは Debian ベースなので,PC でも Debian 使えば良いではないか.

そんなわけで,使っていない PC に Debian 10 を入れて動作確認をしていたのですが,一定時間過ぎると,電源が落ちる PC もあれば,サスペンドに落ちる PC もある.サスペンドというところがヒントになり,いろいろ検索かけて,ようやく対策が取れました.

こういった技術系の記事をまとめるには note は不便なため,レンタルサーバー上で自分が立てた WordPress サイトに記事を書きました.

【メモ】 Debian 10 での自動サスペンドの無効化

なんというのかな,note の記事は書き散らすには良いけど,note のサービスがいつまで続くかは分からんのですね.技術的な記事は後から読み返す場合も多々あるし.一方,WordPress を使っているとコメント spam でうんざりさせられるので,コメント欄は閉じています. note は SNS ですんで,コミュニケーション取るにはこちらの方が良いかなと.

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