湾岸の留置場から目的地まで

もう一ヶ月も勾留されてたからうろ覚えだけど、とりあえず捕まった日は朝から普通にcafe行ったり、近所でランチしたり、大雨でも動き回って、夕方また出かけるついでにゴミ捨てようとしたら、そのまま令状見せられて、ガサ。

でモノ見つかって、簡易検査で覚醒剤て出て、そのまま逮捕。
着替えとかは準備させてくれたけど、何が必要かとか頭回らないからとりあえずの準備だったけど、後から考えたらメイク用品とモバイルバッテリーは必要だった。


もう夕方だから東京で一泊する、てことで受け入れ先探されて、それが湾岸だった。

空港近いから?
たまたま空いてたから?かと思ってたんだけど、あんまテレビとかニュースとか見ないから知らなかったけど、湾岸は芸能人とかがよく入るとこで覚醒剤の人が入るとか後から言われたんだけどこれほんと?

まあとりあえず湾岸の女性の看守は怖かったね(笑)

もうなんでそんな威勢いいのかわかんないレベル。

下っ端?まで偉そうで多分役職あるオバサンのが優しくて、優しいからこそその下っ端にもバカにされてる感が出てて、こいつらなんでこんなにイライラしてんだろ?くらいだった(笑)

身体検査も素っ裸にされて、ケガとかアザとか全てこれどーした?!なんだ!?て聞かれるし、こっちも知らねーよ。て感じだった(笑)

まあでも色んな奴が沢山来るから舐められないよーに、もあるんだろうけど。

こんなことになって、食欲なんて出ないのに時間で飯は出るし、飲み物はまずい水道水だし、生理成り立てだったし、痛み止めも飲めないし、初日は最悪だった。

取り調べもあったりだから、留置場?の部屋入った時はもう皆寝てて、3人部屋だっただけど一人イビキと寝言がやべぇ人いて、ほとんど寝れなかった。

朝起きたら色々部屋の子が教えてくれて、湾岸は中で話せたから、捕まって不安も沢山あったけど色々勉強?にもなったし、気も紛れた。

同部屋の子はイビキの年上の人は覚醒剤だったかな?
もう一人の若い東南アジアの子はビザ切れ。
私が入ったエリアは覚醒剤エリア?というか集団行動出来ない子たち?が入るエリアでビザの子はそこにいたの異例らしい。
他のエリアは一部屋4人とかで集団行動出来る子たちの部屋があるエリアがあるらしい。

そのイビキの人に部屋の子増えたて歓迎されて、初犯の所持だけならすぐ出れるよ、とか色々アドバイスもらったりして、看守は怖かったし、夜はうるさくて寝れなかったけどまあ楽しめたかな。

でも翌日には地方に連行されるんで、昼前には出て今度は羽田。

空港の中いくらカバーあって警察が周りガードしてくれてるとはいえ、縄着いたまま一般人と同じエリア歩かなきゃいけないのはクソ恥ずかしかった。

でも罪人は飛行機の一番後ろの席に警察に囲まれて座らされるんだけど、他の窃盗の罪人もいてその時の機内の後ろ二列は罪人と警察官というすごい状態だった。

搭乗はさすがにちょっと違うところ?から一番最初に入って一番最後に出る形だった。

一応人目になるべく触れないように。

でも最後赤ちゃんのいる夫婦がいつまでも出てかなくて後ろ二列の警察官と罪人は機内すっからかんなのに座ったままだからそのファミリーに不審がられてたけどね(笑)

またそこでは?てなったのが私のなんとか二課の警察官はみんなちゃっかり空港でお土産まで買ってたことね。

いや、こいつら遊びに来てんだろ、公費使って。て本気で人の税金で何やってんだ、だった。

東京遊びに来たくて私捕まえに来たと思う。
リアルに。

窃盗の方の警察官も機内ドリンクはコンソメスープ一択でしょ〜とか盛り上がってるし、なのに私寒い機内で生理痛痛ぇのに水歯科飲ませてもらえないし、キレそうだった。

羽田から目的地着いてからも相変わらず人目に着く、一般と同じルートを縄付きで延々と歩かされ、もうほんとに誰かにSNS投稿されててもおかしくないレベルやったわ、恥ずかしい。

目的地までもひたすら待たされまくって対応の遅いこと遅いこと、地方の緩さよね。

でも勾留されてたとこの看守さんはさすがは地方だけあって?優しかったわ。

湾岸とはえらい違いやった(笑)

ところ変われば看守も変わるもんで。

遅いけど優しいかテキパキしてるけど怖いか、やね。

着いてからしばらくは独房やった。

不安だったけど、看守さんは優しいし。

でも飯は不味いし、トイレは和式だし、罪人同士の会話も禁止。

湾岸とどっちがいいかはなんとも言えないなー。

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