感音難聴と混合性難聴
感音難聴と混合性難聴の方ですが、主に4つのパターンが見受けられます
①放置するまたはTV用スピーカーなどを使用する
②集音器を使用する
③補聴器を使用する
④人工内耳手術を受ける
①ですが、主に男性が多い傾向が見られます
難聴を放置すると、脳の機能が落ちる可能性が高いのですが、話さないから要らない、不自由しないと仰られる方も多いです
②集音器を使用する
軽度で合う方には合うので一概には言えませんが、お勧めは出来ません
聞こえに合った調整が出来ないので、聞こえにくいとつい音を大きくしが
ちになるので、難聴が進行する可能性があります
雑音を抑える機能もないので、全体的にうるさくなりがちで、聞き取りの
改善につながるかは難しい所です
(ラジオなどの入りが悪いからといって大きくしてもはっきり聞こえるわけではないですよね)
③補聴器を使用する
補聴器は聴力に合わせた調整が可能ですので、耳を傷める可能性が低いです
さらに補聴器は雑音抑制機能があるので、要らないノイズは落として聞こ
え易い状態にしてくれます
(ぼやけやゆがみがある聞こえの状態では、雑音と言葉が混じると聞き取りづらくなるので、雑音を落とす必要がある)
チャンネル(バンド)数が多い補聴器が細かく雑音を抑えたり、音がなめ
らかだったり、色々な機能が付くので聞こえ易くなりますが、お値段も高
くなります
④人工内耳手術を受ける
補聴器の装用が難しい場合や、聞こえが悪い場合には手術もあります
障害手帳をお持ちの方には補助があるので、自己費用はあまりかかりませ
んが、自費だと400万円位かかります
以前伺った話だと、補聴器はぼやけたカラーコピー、人工内耳はシャープなモノクロコピーだという方もいらしゃいました
10年位前の話なので、おそらく現在は進化していると思います
次回は補聴器を作る前の話をします
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