やまぴーのアーユルヴェーダ・ジャーニー

アーユルヴェーダを勉強して生活に活かしています。 講座の生徒さん達のためのいつでも見返せる資料として書き始めたのですが、せっかくなのでより多くの皆様にお届けできたらと思い、この度noteで公開させていただくことにしました。 ぜひ一緒に学びの旅を始めましょう!!

やまぴーのアーユルヴェーダ・ジャーニー

アーユルヴェーダを勉強して生活に活かしています。 講座の生徒さん達のためのいつでも見返せる資料として書き始めたのですが、せっかくなのでより多くの皆様にお届けできたらと思い、この度noteで公開させていただくことにしました。 ぜひ一緒に学びの旅を始めましょう!!

最近の記事

アーユルヴェーダの日常と季節の過ごし方①(睡眠)

アーユルヴェーダでは、自然のリズムに調和した生活が心身のバランスを整える鍵とされ、特にブラフマムフールタに起床することが理想的とされています。この時間帯は、精神的な明晰さや生産性の向上、体内時計の調整など多くの利点をもたらすと考えられていますが、同時に睡眠時間の不足や社会生活との不調和などのデメリットも存在します。 アーユルヴェーダにおける睡眠の要点アーユルヴェーダでは、睡眠は健康の三本柱の一つとして重要視されています。適切な睡眠は心身のバランスを保ち、全体的な健康を維持す

¥500
    • アーユルヴェーダの体質論

      アーユルヴェーダの体質論は、個人の生まれ持った体質であるプラクリティと、環境やライフスタイルの影響で変化するヴィクリティを診断し、ヴァータ、ピッタ、カパのドーシャのバランスを理解することで、健康的な生活習慣を提案する古代インドの伝統的なシステムです。プラクリティは遺伝的要因や妊娠中の環境などで決まり、ヴィクリティは生活環境により変化します。これに基づき、個人に最適な健康管理法を提供します。 アーユルヴェーダの体質分類 アーユルヴェーダでは、個人の体質を3つの基本的なドーシ

      ¥500
      • アーユルヴェーダの基礎概念②

        アーユルヴェーダは、5000年以上の歴史を持つ「生命の科学」として知られ、個々人の心身のバランスを重視する予防医学的アプローチを取る古代インドの伝統的な医療システムであり、人体を構成する要素やエネルギーの流れ、消化力、生命力、未消化物、身体の通路、エネルギーポイントなど、多岐にわたる基本概念を持っています。 7つの身体構成要素(ダートゥ) アーユルヴェーダでは、人体を構成する7つの主要な組織要素を「ダートゥ」と呼びます。これらのダートゥは、体内の栄養素が段階的に変換されて

        ¥500
        • アーユルヴェーダの基礎概念①

          アーユルヴェーダは、5000年以上の歴史を持つインド発祥の伝統医学であり、「生命の科学」を意味する。この古代の知恵は、トリドーシャと呼ばれるヴァータ、ピッタ、カパの3つの生命エネルギーのバランスを通じて、個々人の体質に基づいた健康維持と病気予防を重視し、身体、精神、そして生活全体の調和を目指している。 三つの生命エネルギー(トリドーシャ) トリドーシャとは、アーユルヴェーダにおける3つの基本的な生命エネルギー、すなわちヴァータ、ピッタ、カパを総称する概念です。「トリ」はサ

          ¥500

          世界最古の伝統医学

          アーユルヴェーダは、インド発祥の5000年以上の歴史を持つ伝統医学で、「生命の科学」を意味し、心身の健康と長寿を目指す予防医学的アプローチを重視しています。紀元前3000年頃のリグヴェーダや紀元前1500年頃のアタルヴァヴェーダに起源を持ち、バラモン教、仏教、ジャイナ教、六派哲学の影響を受けながら発展し、ナーランダー大学やパハルプール大学で研究が進められました。ドーシャ、アグニ、オージャスなどの概念を通じて、個々の体質に合わせたバランスの取れた生活を提唱し、世界保健機関(WH

          ¥500