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「思うがままに書く」を肯定する

書きたいことが溜まっている。

noteの下書きには40件近く書きかけの文章が保存されてある。

機が熟したら続きを書こう、時間があるときに更新しようと画策しているのだが、得てしてそう簡単にその機会は訪れない。

それよりも現在、正に今自分が経験してそれによって心がざわめいたり揺さぶられたりした、心象の方を優先して書きたくなってしまう。

そんな話がこの本に登場していて驚いた。

こんな本は読んだことがない。これまで本職ではないにしろ、曲がりなりにも文章というものが好きで、Webや書籍で「文章の書き方」「上手く書くコツ」的なノウハウを一通り目にしてきた自負はあったのだが、この内容は右フックで顔面を殴られたような衝撃があった。

本書では、文章はそもそも「書きたくて書くもの」だというテーマが一貫して通奏低音の如く響いている。著者がこの本自体を、本当に好きなように自由に筆を走らせている様子もひしひしと伝わって来る。

各所で執筆した記事が出版社や関係者の目に留まり様々な媒体で活躍している著者。「人生どうなるか分からない」と度々出て来るので、僕も慌てて連絡の窓口となるTwitterの非公開設定を解除しておいた。

何を目指して書いたらいいものか、読者に阿って書くのもどうなのか、と葛藤している日々が続いてはやり過ごしてを繰り返していたけれど、やっぱり好きなことを書くのがいいのかと強く背中を押してもらった感じがする。

正直まだ読んでいる途中なのだけれど、書きたい気持ちをこうして残しておいた次第です。自分は今後もまだまだ書けるな。


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また読みにきてもらえたらうれしいです。